インスタ利用者4割が「SNSで著名人をフォローして情報収集している」10代は6割も

日本で約8割以上の人が利用しているとも言われるSNS(ICT総研の調査による)。その活用方法はさまざまだが、インフルエンサーや芸能人など、著名人が発信する情報を直接閲覧できるのも魅力の1つだ。NTTドコモ モバイル研究所は著名人の情報を収集するためにフォローしているSNSについての調査を実施。その結果を公表した。

「SNSで著名人の同行を把握したり情報収集したりしているか」について調査

NTTドコモによる「モバイル社会研究所」は、モバイル・コミュニケーションの現在および将来への社会・文化的影響を研究・分析し、世の中に向けて広く研究成果を発信する研究所。2023年1月に全国のスマホ・ケータイを所有している15~79歳までの男女を対象に、著名人の情報を収集するためにフォローしているSNSについての調査を実施し、8月21日にその結果を公表した。有効回答数は6,559。

著名人の情報はSNSからゲット(「モバイル社会研究所」調べ)

「SNSで著名人の同行を把握したり情報収集したりしているか」について、全年代でInstagram利用者の40.3%、Twitter利用者の34.7%、TikTok利用者の30.2%が著名人をフォローしていると回答した。一方、Facebookについては、著名人をフォローしているのは全体の利用者の1割強にとどまった。

年代別にSNSから著名人の情報を得ている割合を分析

10代の数字が突出している(「モバイル社会研究所」調べ)

さらに、年代別に数字を細かく見ると、10代のInstagram利用者のうち約6割、Twitter利用者の5割超え、TikTok利用者の4割超えが著名人をフォローしていることが判明した。これらはいずれも平均より大きく高い数値で、若い年代はSNSで著名人の情報を集めていることがわかる。

(「モバイル社会研究所」調べ)

(「モバイル社会研究所」調べ)

同研究所は6月にもSNSに関する調査の結果を公表していて、SNS利用者の半数以上が「『趣味や興味のあることの情報収集』にSNSを利用している」と発表。中でも、10代女性の7割以上は趣味や興味についての情報収集をSNSで行っているとしている。これらの結果を見ると、若い年代にとってニュースサイトやキュレーションサイトよりもSNSの方が情報源としての高い支持率を得ているようだ。

出典元:【モバイル社会研究所 1 / 2

※サムネイル画像(Image:Cristian Dina / Shutterstock.com)

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