iPhoneのアラームを目覚まし時計代わりに使っている人も多いでしょう。でも、1回のアラームですぐに起きられず、結局、朝寝坊してしまう人も多いのでは? 実は、iPhoneのショートカット機能を使えば、複数のアラーム設定を一発でオンにすることができるんです。これなら10分ごとに連続でアラームが鳴るので、きっと朝寝坊を回避できますよ!
就寝前にいちいち複数のアラームをオンにするのは面倒……
朝寝坊しないために、iPhoneの「時計」アプリのアラームを目覚まし時計代わりに使っている人は多いでしょう。
時計アプリは複数の時間を設定できたり、好きな曲をアラーム音にするなど、普通の目覚まし時計にはない便利な機能も利用できます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
もちろん、二度寝対策のため10分おきに複数のアラームを設定可能ですが、毎回ひとつずつアラームをオンにしなければいけないのが面倒です。
実はこの作業、iPhone標準のショートカット機能を利用すれば、ワンタップするだけで複数のアラーム設定を一発でオンにできるのをご存じでしょうか?
これなら、就寝前に毎回アラームを複数オンにする必要がなくなり、朝寝坊も防ぐことができるはずです。

就寝前にわざわざ、複数のアラームをオンにする作業は意外と面倒ですよね。毎日のことなので、ショートカットを使ってワンタップで済ませたいところです
複数のアラームでもショートカットならワンタップでオンにできる!
iPhoneに設定した複数のアラームをまとめて一発でオンにするには、iOS 13から標準搭載されている「ショートカット」機能を使います。
そもそも「ショートカット」機能とは、普段のルーティンをオートメーション化できるのが特徴。たとえば、iPhoneに向かって「今から帰る」と言うと、自動的に家族にメッセージを送信するといったことができるのです。
つまり、複数のアラーム設定もこのショートカット機能を使って、ワンタップ動作するよう登録しておけばOKというわけです。
ぜひ、時間があるときにアラームのショートカットを仕込んでおき、作成したアラームのショートカットアイコンを、iPhoneのホーム画面に追加しておきましょう。
「ショートカット」アプリにアラーム時間を登録する手順

まず、iPhoneに標準搭載されている「ショートカット」アプリをタップ(左写真)。ショートカットが起動するので、右上の「+」アイコンを押します(右写真)

画面下部のテキストボックスを押しましょう(左写真)。すると、検索ボックスが画面上部に移動するので「アラーム」と入力して検索します(右写真)

アラームに関するメニューが開いたら「アラームを切り替える」をタップ(左写真)。登録画面が表示されたら、青い文字色で書かれた「アラーム」の文字部分を押します(右写真)

ここで、アラームの設定時間を選びましょう(左写真)。すると時間が反映されますので、続いて矢印のアイコンをタップします(右写真)

「実行時に表示」のスイッチをオフにしましょう。これでいちいち通知がこなくなります(左写真)。次に、「時計」アイコンをタップします(右写真)

すると、メニューが開くので「複製」を選択(左写真)。同じ登録内容が追加されるので、アラーム時間をタップしましょう(右写真)

数分おきに設定しているアラーム時間をタップで選びます(左写真)。この要領で一括でオンにしたいアラーム時間を複数登録していきけばOKです(右写真)
ショートカットのアイコンと名前を決めてホーム画面に追加する手順

アラーム時間を設定し終わったら画面上部の矢印アイコンをタップ(左写真)。次に「名称変更」を押します(右写真)

ショートカットに分かりやすい名前を付けたら、「完了」を押して閉じます(左写真)。再び画面上部の矢印アイコンをタップして「アイコンを選択」を押しましょう(右写真)

ショートカットアイコンの色やモチーフはカスタマイズが可能です。適当なものを選び画面右上の「完了」をタップ(左写真)。再度、画面上部の矢印アイコンを押して「ホーム画面に追加」を選びます(右写真)

作成したショートカットのプレビュー画面が開くので「追加」を押しましょう(左写真)。これで、ホーム画面にショートカットアイコンが追加されました(右写真)