【ソフトバンク】契約者は要注意、詐欺メール横行中 – 件名に「通信料未払い」など焦らす文言

右肩上がりで被害が増えているフィッシング詐欺。国内のフィッシング詐欺情報の届け出件数は、ここ数年で急増しており、人々は日ごろからありとあらゆる詐欺の脅威にさらされている。そのようななか、現在、顕著になっているのがSoftbankを騙るフィッシングだ。携帯電話業界のビッグ3の一角、国民の5人に1人がSoftbankユーザーとも言われる大企業なだけに、その名をつけたフィッシングメールが届けば誤って開封、フィッシングサイトにアクセスするユーザーがいても不思議ではない。Softbank契約を結ぶ該当者は注意が必要だ。

Softbankを騙るフィッシングが増加中!その手口は?

Softbankを騙るフィッシングメール文

Softbankユーザーは、頭の片隅にとどめておくのが無難だ(画像は「フィッシング対策協議会」より引用)

フィッシングに関する情報収集・提供などを行うフィッシング対策協議会は9月13日、Softbankを騙るフィッシングの報告件数が増えていることを発表した。フィッシングのSMSやメールについて、Softbankも2022年から公式サイトで注意喚起を行ってきたが、今回の発表により、その悪事がより活発になっているということだろう。

フィッシング対策協議会が注意を促すフィッシングの手口は、件名に「ソフトバンクよりシステム更新のためのアカウント情報変更のご案内」「ソフトバンクよりいに関するお知らせ」「Softbank請求に関するお知らせ」とついたメールが用いられる。メール本文には通信料金未納、48時間以内にお支払が必要、といったSoftbank契約者であればひやりとする言葉が書かれ、受信者の焦りを引き出す仕組みとなっている。

リンク先のフィッシングサイトでは、SoftBank ID (ソフトバンクの携帯電話番号または英数字の ID)、パスワード、クレジットカード番号、有効期限 (年、月)、セキュリティコード、携帯電話番号、ワンタイムパスワードなどの入力を促されるため、間違ってアクセスしても、入力だけはしないよう気を引き締めてほしい。

偽アプリを使った罠にも要注意! インストールしても冷静な対処を

偽アプリを使った罠

不正アプリにもSoftbankのロゴが。なんとも図々しい手口だ(画像は「ソフトバンク」公式サイトより引用)

Softbank公式サイトでは、フィッシングメールのほか、Androidのアプリを利用した不正アプリの存在も紹介している。システム警告を装うフィッシングサイトから不正アプリのインストールを促されるため、誤ってインストールすれば、悪用業者とのつながりが深くなってしまう。Softbankでは、誤ってインストールした際には早急にアプリを削除、未然に防ぐ方法としては、不明アプリはインストールを許可しないよう端末自体の設定を推奨している。

人の心に入り込もうと企てる、フィッシング業者の悪事にはまらないよう、Softbankユーザーは今一度、注意してほしい。

引用元:【ソフトバンク
引用元:フィッシング対策協議会 【1 / 2

オトナライフ編集部
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