物のサイズを測る時、ほとんどの人はメジャーや定規を使うだろう。手元にそれらのアイテムがない場合、目測で物の大きさを予想するしかないわけだが、人の目というのは非常に曖昧なものである。物の大きさが10cmを超えると、筆者は途端に目測でのサイズ計測を見誤る節があるが、メジャーや定規が手元になくても、よく目にする身近な物のサイズを知っていれば、それを使ってある程度は測りたい物のサイズが把握できるかもしれない。
2023年9月24日に投稿された、けんたろ@kenlife202010さんの「知っておくと便利なサイズをまとめました。」という書き込みには、身近な物や場所、建物のサイズを一覧表にした画像が添えられていた。この投稿には、3700件を超える「いいね」がついており、インターネット上で大きな話題となっている。
今回は、こちらの投稿に関する詳細を皆さんにご紹介します。
知っておくと便利なサイズをまとめました。さらにとっておきの情報は↓ pic.twitter.com/LH0xlljJVj
— けんたろ (@kenlife202010) September 23, 2023
SHIBUYA109の高さは、なんと……!
「知っておくと便利なサイズ一覧表」には、誰もが必ず携帯している硬貨や紙幣をはじめ、コーン標識の高さやうまい棒の長さまで、日常でよく目にする物などの大きさがわかりやすくまとめられている。
それでは、気になったものをいくつかピックアップしてご紹介しよう。
まずは、5円玉の穴の直径だ。こちらは、0.5cm(5mm)となっている。「5円=穴も5mm」と、非常に覚えやすい。何か小さな物のサイズを測る際などには、かなり役立ちそうなサイズ感だ。
続いて、通常はがき横のサイズだが、こちらはピッタリ10cmとなっている。つまり、はがきを対象物にあてれば、10cmより大きいか小さいかは簡単に測れるということだ。複数枚はがきを使えば、少し大きめの物でもある程度のサイズ感が測れるので、荷物の梱包時などにも活用できそうである。
そして、筆者が何げなく驚いたのが、SHIBUYA109の高さだ。109の高さはなんと50mなのだそうである。109は商業ビルなので、タワーでないことぐらいはわかっているのだが、ずいぶん低かったのだなと衝撃を受けた。自分が中高生の頃は、109がもっと高いビルに見えた記憶があるのだが、学校のプール2つ分の直径と同じだったなんて、なんだか不思議な感じである。
メーカーによっては多少の誤差があることも
このツイートを読んだネットユーザーたちからは、「これは凄い! 困った時に活用します」「これ、いざという時に便利すぎます」など、今回の表に対する絶賛の声や、「サイズって言われてもピンとこないことが多いですが、これだとわかりやすいですね」と、身近な物のサイズと比較することで、大きさのイメージがしやすいとの声など、さまざまなコメントが返信欄には寄せられていた。
一覧表に記載されている日用品の中には、メーカーによって大きさに多少の誤差が出てしまう物もあるが、ある程度はこの表の通りなので、何かの時に参考になることは間違いない。
ふとしたタイミングで、物のサイズ感が知りたくなったというような場合には、この表をブックマークしておけば、サッと見返せて非常に便利だ。
電柱から電柱までの距離は約30m
何かを測る際に、使えるかどうかは不明だが、一覧表によると、地平線までの距離は5km、電柱と電柱の間は約30mなのだそうである。都会では、電柱自体も最近、あまり見かけなくなってきたが、電柱から電柱まで、子どもの頃はよく友達と走って競争したものである。今考えると、30m走を放課後の疲れた体で、帰り道に5本以上もやっていたのだと思うと、体力の化身だったなという感想しか出てこない。
小さなものから大きなものまで、投稿者のけんたろさんが作成した一覧表に記載されているさまざまな物のサイズは、雑学として覚えておくだけでもかなり楽しいので、筆者もつい真剣に見入ってしまった。
普段、何気なく使っている物や場所、建物のサイズを一覧表にした今回の投稿。読者の皆さんは、いくつご存じだっただろうか。
※サムネイル画像(Image:「けんたろ(@kenlife202010)」さん提供)