知らないと損!?「つみたてNISA枠を使い切る方法」が話題 – 24年以降は制度が大幅変更

人生80年どころか、90歳まで生きられそうな長寿大国に突入しつつある日本。皆さんは将来や老後に向けての資産形成について、しっかりと準備をしているだろうか。筆者も以前、総理大臣が「老後には2,000万円の準備が必要」と発言したときには焦ったものの、なんだかんだで「そのうち頑張ればいいか」と考え、今日まで過ごしてきたうちの1人である。

日本人の美徳として、資産に関する話やお金の相談をすると「いやらしい」と受け止められかねず、資産の運用に関しては消極的な感情を抱いている人も多い。だがしかし、真剣に老後のお金の問題を考えていかなくては、将来、露頭に迷うかもしれない……。

そのような不安を抱えながら過ごしているのは、筆者だけではないらしい。というのも今X(旧Twitter)では、NISAに関するねこみち|毎日図解でお金を学ぶ@Tomojidienさんのポストが話題になっているのだ。資産運用をまったく考えていない筆者でも、NISAが大事ということだけはなんとなく知っている。これは必ずチェックせねばなるまい。

現行NISA枠が消滅し、新NISAがはじまるという事実

お金に関する話題をわかりやすく解説してくれると評判のねこみち|毎日図解でお金を学ぶ@Tomojidienさん。今回のポストでは年内に消滅してしまうNISA枠について、早めに使い切る方法と流れを紹介してくれている。

そもそも「NISA」とは、毎年一定の金額の範囲内で購入した株式や投資信託などといった金融商品に対して、課税が免除される制度である。取引に際してはNISA口座と呼ばれる専用の非課税口座を所持する必要があり、NISA口座のなかで取引を行った場合に、その利益が非課税となるのだ。

一般NISAは株式と投資信託などを合わせて年間120万円まで、つみたてNISAは一定の投資信託を年間40万円まで課税の免除対象として扱うことができるので、今年の枠はあと1カ月半以内に使い切っておかねば、損をする計算なる。

まだ使っていない、つみたてNISA枠を使い切る方法

(画像は「ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ(@Tomojidien)」さん提供)

つみたてNISA枠を使い切る方法2

(画像は「ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ(@Tomojidien)」さん提供)

つみたてNISA枠を使い切る方法3

(画像は「ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ(@Tomojidien)」さん提供)

つみたてNISA枠を使い切る方法4

(画像は「ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ(@Tomojidien)」さん提供)

年賀状や忘年会、クリスマスの手配に慌ただしい今日この頃ではあるが、取り急ぎ今年のNISA枠を使い切ることがわれわれに課せられた使命だ。とりあえず、駆け込みで入金を済ませよう。

2024年以降はNISAの制度が大幅変更に!

ここまで読んで年内にNISAの今年分の枠を使い切ることの重要性や、NISA口座を準備して資産運用をはじめることの大切さがおわかりいただけたであろうか。それでも「なんだかんだ年内は忙しいし……」「来年から本気出せば大丈夫でしょ」と、重い腰を挙げない方にお伝えしたいのが、来年度よりNISAの制度が大幅に変更になるというニュースである。

2024年以降のNISA制度は、非課税保有期間が無期限化する方針、そして口座開設期間が恒久化する方針が示されており、サービスの全体が抜本的に拡充されることになっている、ただしジュニアNISAは2023年をもって新規の口座開設が終了することや、2023年までに現行の制度で投資したものに関しては2024年度以降からの枠と別扱いになることがアナウンスされている。

まさにねこみち|毎日図解でお金を学ぶ@Tomojidienさんのポストで説明されているのはこの部分で、2023年内に枠の上限まで購入しておいた金融資産は、来年度以降の税度の範囲におまけして保有し続けることができるのである。

2024年度以降にNISA口座を開設した場合は1,800万円までしか非課税保有限度枠にカウントされないのに、2023年の枠を利用しておけば、1,800万円の限度枠とは別に資産を維持することができるだなんと、お得以外のなにものでもない。

とにかく将来に向けて資産を形成していくためには、NISAをうまく活用し、積極的な資産運用に取り組んでいかねばならない。NISAであれば、取引が少額からはじめることができ、税制も優遇されているので、必ず2023年以内にアクションを起こしておきたいところだ。

なお、ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ@Tomojidienさんがポストで紹介しているように、証券会社のHPを介してNISA商品を買う場合のパソコン操作は非常に簡単だ。数分でささっと投資をすることができるので、はじめての資産運用を考えている方は要チェックである。

※サムネイル画像(Image:「ねこみち|毎日図解でお金を学ぶ(@Tomojidien)」さん提供)

オトナライフ編集部
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