Windows 12のリリースは2024年6月〜10月?Win 12について分かっていることまとめ

Microsoftの次世代OSとして、2024年中のリリースが期待されている Windows 12。AIアシスタント機能「CoPilot」も搭載されると言われており、Windows 11からの大きな進化が注目を集めています。

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そこでこの記事では、Windows 12のリリース予定時期や、Windows 11との違い、Windows 12について分かっていることなどを解説します。

Windows 12のリリースは2024年6月~10月?

Windows 12のリリース日はさまざまな噂がありますが、一部では2024年6月〜10月である可能性が高いと噂されています。

その理由は、Windows 11 22H2のサポート期限が2024年10月8日のため。サポートの期限が切れる直前にWindows 12がリリースされるのではないかという見解があるようです。

Windows 11のサポート期限はいつ?

参考までに、Windows 11(HomeとPro)のサポート期限をまとめました。先にもご紹介した通り、Windows 11 22H2のサポート期限は2024年10月8日。もしもこの時期に登場しないとしたら、23H2のサポート期限である2025年11月にWindows 12のリリースとなるかもしれません。

  バージョン サポート期限
Windows 11
(HomeとPro)
21H2 2023年10月10日
22H2 2024年10月8日(予定)
23H2 2025年11月11日(予定)

ちなみに、22H2と23H2に関してはサポート期限は延長される可能性もあります。ただし、基本的にサポート期限が過ぎた場合はアップデートが推奨されています。

Windows 12はWindows 11から何が変わる?

Windows 12はWindows 11と比較して大きく進化すると言われていますが、開発に関する情報はまだ少ないのが現状。

そこで、一部ネット上で噂されている、「Windows 12のコードネーム」や「AIの統合」、「サブスクリプション型の料金体系」などについて紹介します。

Windows12はWindows 11から何が変わる?1

Windows 12のコードネームは「Hudson Valley」

Windows 12のコードネームの最有力候補が「Hudson Valley」。これは、Windows Centralのザック・ボーデン氏が2023年3月22日にX(旧Twitter)に投稿した意味深なポストが由来となっています。

ポストの中でボーデン氏は、「ハドソンバレーに行ったことのある人はいますか?来年行ってみようかなと思っています(和訳)」とコメント。

「ハドソンバレー(Hudson Valley)」とはニューヨークの渓谷のことですが、実はWindows 11の開発コード名も「Sun Valley」。さらにボーデン氏は文中でリリースが予定されている「来年」に言及しています。

これらの要素から、「Hudson Valley」がWindows 12のコードネームだと言われています。

AIが深く統合される可能性

Windows 12にはAIが搭載される可能性が高く、すでに「AI PC」とも呼ばれ始めています。

AIが深く統合される可能性1

たとえばMicrosoftはすでに「Bing」などに生成AIを搭載しており、AIチャットや画像生成などの機能を提供しています。また、米国、フランス、英国などの7か国では多くのWindows純正アプリにもAI機能を追加するというアップデートを実施しており、AIの活用に積極的

Windows 12では、AI処理を高速化するために、CPUにNPU(機械学習用プロセッサ)を追加するという噂も。さらに先述した通り、生成AI「Copilot」が一層本格的に導入され、「スタートボタン並みに重要な役割を担うのでは」とも言われています。

このように、Windows OSとAIが不可分のものとして深く結びつく可能性があります。

買い切り型ではなくサブスクリプション型になる可能性も?

一部ネット上で、Windows 12はサブスクリプション型になるのではないかとも言われています。この噂の元は、Windowsの構成ファイルにサブスクリプション関連のエントリーが見つかったこと。なおWindows側はこの噂を否定していますが、高性能なOSを提供するために、クライアント版の入手方法に何らかの変化が起こる可能性はあります。

いまから「Windows11」にするのはあり?

現在Windows 10以下のOSを使っているユーザーの中には、スムーズにWindows 12に移行するため「いまからWindows 11にアップデートしたい」と思っている方もいるでしょう。

またそもそもWindows 10のサポート期限が長いこともあり、「サポート期限ぎりぎりまでWindows 10を使って、Windows 11を飛ばしてWindows 12にしたい」方もいるのでは?

結論から言えば、Windows 10ユーザーはWindows 12を待つのもありです。

Windows 10ユーザーはWindows 12を待つのも手

Windows 10以下のOSを使用しているユーザーは「Windows 12を待つ」のも良い選択です。

まずWindows 10は2025年10月14日までサポートされるので、その間は安心して使えるでしょう。

また、Windows 10以下の古いPCを使っている場合、高性能になることが予想されるWindows 12ではスペックが足りなくなるおそれがあるため、リリース時に新しいPCを購入することもおすすめです。

AIが深く統合される可能性が高いWindows 12では、いままでより高いスペックが必要となるでしょう。その全容が判明しないうちからPCを買い替えるよりは、全貌が分かったうえでその性能を引き出せるPCを選んで買い替える方が良いでしょう。

まとめ

まったく新しいOSになることが予想されているWindows 12。この記事では2024年1月現在判明している情報や予想をご紹介しました。

Windows 12には、AIをかなり取り入れることもあり、導入には最低でも8GBのメモリが必要という噂もありますが、実現されれば多くの人の仕事環境を変えることにも繋がる可能性があります。

リリースが迫っているいま、続報も次々と舞い込んでおり、今後Windows 12の情報はますます注目を集めるでしょう。

オトナライフ編集部
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