【LINE】自作スタンプは「自分用」なら申請無しで作成・利用ができるの?

ペットや子どもの写真を使ってオリジナルのLINEスタンプを作りたい!という方も多いのでは?ただLINEのスタンプを自作するとなると、画像ソフトを利用したり申請したりと大変そう…と思っている方もいるでしょう。

【LINE】自作スタンプは「自分用」なら申請無しで作成・利用ができるの?

自作スタンプは「LINEスタンプメーカー」アプリを利用すれば簡単に作ることができます。今回は自作のLINEスタンプを一般販売せずに、家族や友人など限られた人と共有する方法を解説します

自作のLINEスタンプは「自分用」なら申請無しで作成・利用できる?

自作のLINEスタンプを一般販売せずに、家族や友人など限られた人と共有する場合であっても、LINEへ申請することは必要です。自分だけで使用する場合や、家族や友人だけにシェアして利用したい場合は、「LINEスタンプメーカー」から申請し、非公開のスタンプを作成する方法が手軽でおすすめです。

LINEスタンプメーカー経由での申請をしよう:本人のみ無料ダウンロード可

「LINEスタンプメーカー」とは、スマホから簡単にLINEスタンプが作成できるLINE公式アプリです。iOS、Androidに対応しています。

スタンプを作成した本人は無料でダウンロード可能ですが、本人無料ダウンロードを選択した場合は売上分配額がありません。販売するつもりがなく、非公開で使う場合はそれで構わないでしょう。また、家族や友人にシェアする場合は最低でも120円(LINEコイン50コイン分)かかるので注意しましょう。

非公開のスタンプを作成する際の各種設定の注意点は以下の通りです。

プライベート設定で「非公開」を選択する

自分や家族、友人のあいだだけで利用することが目的の場合、必ず「プライベート設定」を「LINE STORE/ショップ非公開」に設定しておきましょう。

プライベート設定で「非公開」を選択する

「LINE STORE/ショップ非公開」に設定しても、あくまで作成したスタンプがLINE STOREなどに掲載されないだけで、送られてきたLINEスタンプをタップすればスタンプ販売ページへアクセスでき、スタンプが購入可能です。もし自分や家族など限られた人以外に購入されたくない場合は、PCからLINE Creators Marketのマイページにアクセスし、スタンプの販売を停止することが必要なので注意してください。アプリからは販売が停止できません

LINEスタンププレミアムに「参加しない」

LINEスタンププレミアムとは、対象のクリエイターズスタンプや絵文字、着せかえが使い放題のサブスクリプションサービスです。自分や家族、友人のあいだだけで利用することが目的の場合、「LINEスタンププレミアム」に「参加しない」と設定しておきましょう。

LINEスタンププレミアムに「参加しない」

LINEスタンププレミアムは初期設定で「参加する」に設定されているので、必ず「参加しない」へ変更しましょう。「参加する」に設定すると、LINEスタンププレミアム加入者であれば作成したスタンプを閲覧・利用できてしまいます

LINEスタンプメーカーの使い方

「LINEスタンプメーカー」はスキャナや画像編集ソフトを持っていなくても、写真やイラストをスマホから簡単にLINEスタンプにできるアプリです。スタンプの審査申請や販売もアプリから行うことができます。

LINEスタンプメーカーの使い方1

LINEスタンプメーカーを使えば、写真を好きな形に切り抜くことやトリミング、消しゴム、フレームによるデコレーションなどが簡単に行えます

(画像引用元:LINEスタンプメーカー公式サイト

LINEスタンプメーカーの使い方2

スタンプにしたい画像が揃ったら、スタンプの名前や説明、販売個数(8,16,24,32,40個パックのいずれか)、メイン画像、販売に必要な情報をアプリから入力し販売申請を行うことができます

(画像引用元:LINEスタンプメーカー公式サイト

【詳細】LINEスタンプを作成してからダウンロードするまでの具体的な流れ

それでは実際に「LINEスタンプメーカー」アプリを利用し、LINEスタンプを作成してからダウンロードするまでの具体的な流れを解説します。

まず、「LINEスタンプメーカー」アプリをスマホへダウンロードしましょう。

・LINEスタンプメーカー
iOSは→こちら
Androidは→こちら

アプリをダウンロードしたらLINEでログインしてください。

スタンプを作成

LINEスタンプメーカーアプリを開き、「+」ボタンをタップして新しいスタンプを作成します。

クリエイターズマーケット」に登録してスタンプを作成

切り抜きやデコフレームを使ってスマホに保存してある写真からスタンプ風の画像を簡単に作成できます。8個以上作成すると、「販売申請」を行うことができます

販売申請してユーザー情報を入力し、LINEクリエイターズマーケットに登録

スタンプを8個以上作成し、販売申請へ進むと、LINEクリエイターズマーケットの登録画面になります。

販売するスタンプを選択:販売目的ではない場合も選択必須

①「販売申請」をタップすると、ユーザー情報の入力が求められます。②居住国、申込者名、氏名または屋号、メールアドレスを入力し③「保存」をタップすると、登録したメールアドレスに「[LINE Creators Market] クリエイター登録ありがとうございます」とのタイトルのメールが送られてきます。④メール記載のURLにアクセスすると、クリエイター登録が完了します

スタンプの情報を入力

LINEクリエイターズマーケットの登録が済んだら、もう1度LINEスタンプメーカーアプリを開いて、スタンプの「販売申請」をタップし、スタンプの販売に必要な情報を入力していきます。

スタンプの情報を入力1

【1】クリエイター名を入力します。本名でなくても構いませんが、英語名は必ず設定する必要があります。【2】販売するスタンプの数を選択し、販売するスタンプを選びます。【3】メイン画像として表示されるスタンプを選択し、「次へ」をタップします

スタンプの情報を入力2

【4】スタンプの販売情報の最終確認画面になります。先述したように、自分や家族、友人のあいだだけで利用することが目的の場合、必ず「プライベート設定」を「LINE STORE/ショップ非公開」に、「LINEスタンププレミアム」に「参加しない」と設定しておきましょう。各設定を確認したら「次へ」をタップします

最終確認後、申請手続きをする

スタンプの最終確認をした後、いよいよ申請手続きを行います。

最終確認後、申請手続きをする1

【1】スタンプのプレビューが表示されます。問題なければ①「次へ」をタップします。【2】「写真の使用」について、肖像権など注意事項が表示されます。一つひとつ確認し、②チェックを入れていきます

最終確認後、申請手続きをする2

【3】「写真の使用」についての注意事項にすべてチェックを入れ、③「リクエスト」をタップします。【4】「審査をリクエストしますか?」と聞かれるので再度④「リクエスト」をタップすればLINEスタンプの審査リクエストが完了です。スタンプの表示が「審査待ち」に変わります。審査の結果は、登録したメールアドレスまたはLINEに届きます

審査が通り次第、自作スタンプをダウンロード

スタンプの審査は約2日程度かかるとされています。筆者の場合、約1日で審査が下りました。

審査が通り次第、自作スタンプをダウンロード1

【1】審査が通ると「LINE Creators Market」の公式LINEアカウントから連絡が来ます。①「ダウンロード」をタップします。【2】②「ダウンロード(購入済み)」をタップすると、本人の分として無料でスタンプをダウンロードできます

なお、「販売開始設定」をデフォルトの「自動で販売を開始」に設定していたため、スタンプの承認が下りると販売が開始されましたが、LINEストア非公開かつスタンププレミアム不参加に設定しておけば、実質的に自分がスタンプをダウンロードして送ったり、プレゼントしない限り、他の人には表示されません。

まとめ

今回はLINEスタンプメーカーを使って、非公開利用を目的に自作のスタンプを作成・申請する方法を詳しく解説しました。LINEスタンプを申請する際に写真の使用についての確認事項が多く記載されていることからも分かるように、肖像権その他権利を侵害しているおそれがある写真を使用したスタンプは審査でリジェクトされる可能性が高いです。許可を得ずに他人の写真を使うことなどは、トラブル防止のためにも絶対にやめましょう。

オトナライフ編集部
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