【Android】OPPOならスマホのデータをSDカードで丸ごとバックアップ&復元可能!

もし今、アナタのスマホが壊れたり紛失してしまったらどうしますか? 実は中国メーカーの「OPPO(オッポ)」にはスマホのデータをSDカードにバックアップして、丸ごと復元できる機能があります。万一に備えて、今すぐスマホデータのバックアップを取っておきましょう!

OPPOならスマホデータを丸ごとバックアップできる!

電話やLINEなどで24時間手放せないスマホですが、万一壊れたり紛失してしまうと途方にくれますよね。

でも、あらかじめスマホのバックアップを取っておけば、そのような事態に直面しても慌てる必要はありません。

OPPOならスマホデータを丸ごとバックアップできる!

もし、スマホが壊れたり紛失してしまうと、誰とも連絡が取れなくなりますし、過去のデータが失われてかなり困ってしまいます……

ほかにも、スマホを修理に出すときは本体が初期化されることもあるので、バックアップを取っておけば、修理明けの躾(しつけ)がかなり楽になるのです。

今回紹介する、中国メーカー「OPPO(オッポ)」はコスパのよいAndroidスマホとして有名ですが、スマホデータをSDカードにバックアップして、スマホを丸ごと復元できる機能があります。

そこで今回は、もしものことがあっても困らないように、OPPOのデータをバックアップする方法と、そのデータからスマホを復元する方法を紹介しましょう。

OPPOの最新モデル「OPPO A79 5G

OPPOの最新モデル「OPPO A79 5G」。実売価格2万円前後ですが、5,000万画素カメラ、おサイフケータイ、生体認証、5,000mAhバッテリー、IP54防水防塵対応などコスパはかなり優秀です(画像はAmazon公式サイトより引用)

OPPOのデータをSDカードにバックアップしてみよう!

それでは、さっそくOPPOのデータをSDカードにバックアップしてみましょう。今回はOPPO Reno5 Aを使った手順を紹介します。

まず、OPPOのSDカードスロットにバックアップ用のmicroSDカードを挿入しましょう。

もちろん、バックアップデータの容量より大きいmicroSDカードを利用してください。筆者の場合はデータ容量が7GB近くありましたので、16GBのmicroSDカードを使用しました。

次にOPPOの設定→「システム設定(その他の設定)」→「バックアップとリセット」→「バックアップと移行(復元)」を開き、SDカードに保存する場合は「ローカルバックアップ」を選びます。

続いて「システム設定の変更を許可する」をオンにしたら→「新しいバックアップを作成」を押しましょう。

すると、データ選択画面が表示されるので、すべての項目にチェックが入っているのを確認して「開始」をタップします。

最後にSDカードを使用する場合は「外部ストレージにバックアップする」を押せば、SDカードにバックアップが開始されます。

●OPPO「データのバックアップを取る方法(SDカード編)|OPPO」は→こちら

SDカードにバックアップする手順

SDカードにバックアップする手順1

まず、SDカードスロットにバックアップ用のmicroSDカードを挿入します(筆者撮影)

SDカードにバックアップする手順2

次にOPPOの設定を開いて「システム設定」を選択(左写真)。「バックアップとリセット」をタップしましょう(右写真)

SDカードにバックアップする手順3

「バックアップと移行」を選択したら(左写真)、今回はSDカードに保存するので「ローカルバックアップ」を選びます(右写真)

SDカードにバックアップする手順4

注意書きのポップアップが表示されるので「同意して続行する」をタップ(左写真)。続いて「設定」を押しましょう(右写真)

SDカードにバックアップする手順5

「システム設定の変更を許可する」をオンにしたら(左写真)、「新しいバックアップを作成」を押します(右写真)

SDカードにバックアップする手順6

データ選択画面ですべての項目にチェックが入っているのを確認したら、「開始」をタップ(左写真)。SDカードの場合は「外部ストレージにバックアップする」を押しましょう(右写真)

SDカードにバックアップする手順7

これでSDカードへのバックアップが開始されました(左写真)。しばらく待って「バックアップが完了しました!」と表示されたら、作業は完了です(右写真)

なお、ハイエンドモデルのOPPO Reno10 Pro 5GにSDカードスロットがありませんが、USBケーブルを使ってパソコンにバックアップしたり、クラウドサービスへのバックアップも可能となっています。

SDカードのバックアップからOPPOのデータを復元する!

次に、初期化されているOPPOにmicroSDカードを挿入して、バックアップからデータを復元してみましょう。

途中までの手順はバックアップのときと同じですので、「設定」→「システム設定(その他の設定)」→「バックアップとリセット」→「バックアップと移行(復元)」→「ローカルバックアップ」と進みましょう。

すると、過去にバックアップしたデータが表示されるので、いずれかを選択して、復元したいデータを選択したら「開始」を押せばOKです。

バックアップデータの容量によっては時間がかかりますが、「完了」と表示されたら終了です。

●OPPO「バックアップデータの復元方法(SDカード編)|OPPO」は→こちら

SDカードのバックアップから復元する手順

SDカードのバックアップから復元する手順1

OPPOの設定で「ローカルバックアップ」を開くと過去のバックアップが表示されるので、いずれかを選択します(左写真)。すべてのデータにチェックが入っているのを確認して「開始」をタップ(右写真)

SDカードのバックアップから復元する手順2

すると、SDカードからデータが復元されます(左写真)。しばらく待って「復元に成功しました!」と表示されれば完了です(右写真)

SDカードのバックアップから復元する手順3

こちらがバックアップから復元されたOPPOです。アイコンの配置はもちろんフォルダまでしっかり復元されています(左写真)。ただし、ウィジェットは自分で再設定することになります(右写真)

バックアップ中は大量のアプリがホーム画面にズラリと復元されます。

しかし、その後しばらく待つと以前作成したフォルダまで再現されていたのには少々驚かされました。

さすがに、ウィジェットは自分で再設定する必要がありましたが、ほぼクローンのような感じで復元度は非常に高く、すぐにOPPOを昔と同じように使うことができたのです。

なお、スマホのストレージに復元された写真や動画は非常に容量が大きいので、改めてSDガード側に移動させておくといいでしょう。

売却したり修理に出すときはOPPOを初期化しておこう!

筆者はOPPO Reno5 Aを2021年から愛用してきたのですが、さすがに最近はバッテリーがヘタってきました。

そこで、メーカー(オウガ・ジャパン)のバッテリー交換修理に出すため、OPPOを一旦初期化することになり、SDカードにバックアップを取ることにしたのです。

ちなみに、街の修理屋さんでバッテリー交換をすると即日修理可能ですが、費用は1万2,000円~1万5,000円ほどかかります。

また、OPPOを初期化する必要はありませんが、変な業者に頼むと純正でないバッテリーに交換される可能性もあります。

これに対し、メーカー修理は4~5日かかりますが、バッテリー交換費用は往復の送料込みで6,500円と安く、確実に純正品に交換してもらえるのです。

ただし、OPPO本体は初期化して送る必要があるのが面倒です。そこでここでは、OPPOを初期化(工場出荷状態)する手順についても紹介しておきましょう。

その方法は簡単です。まずOPPOの設定を開き、「システム設定(その他設定)」→「バックアップとリセット」→「端末のリセット(データの消去とリセット)」→「端末のすべてのデータを消去する」の手順で進みます。

次に「すべてのデータを消去」をタップしたら、eSIMの設定情報を含めすべて初期化するときは「データとeSIMプロファイルを消去」を選択すればOKです。

●OPPO「スマートフォン/タブレットを初期化する方法|OPPO」は→こちら

OPPOを初期化する手順

OPPOを初期化する手順1

まず、OPPOの設定から「システム設定」を選択(左写真)。次に「バックアップとリセット」をタップします(右写真)

OPPOを初期化する手順2

次に「端末のリセット」を押したら(左写真)、「すべてのデータを消去」をタップしましょう(右写真)

OPPOを初期化する手順3

eSIMを含むすべてのデータを消去したい場合は「データとeSIMのプロファイルを消去」を選択(左写真)。続いて「データとeSIMプロファイルを消去」を押せばOKです(右写真)

まとめ

いかがでしょうか? 今回はOPPOのデータをSDカードにバックアップする方法と、復元する方法を紹介しました。

バックアップを取っておけば、万一故障したり紛失したりしたときも安心ですし、修理依頼したあとも簡単に復元できます。

OPPOユーザーなら、ぜひこの便利な機能を活用してみてください。

ちなみに、バッテリーを新品に交換したOPPO Reno5 Aは筆者の奥さんにあげて、自分はOPPO Reno10 Pro 5Gに乗り換えました。

ミドル機のOPPO Reno5 Aでもかなり満足していたのですが、実際にハイエンド機のOPPO Reno10 Pro 5Gに乗り換えてみると、サクサク感がまったく違うのに驚きました。

OPPO Reno10 Pro 5GではSDカードスロットや3.5mmステレオミニジャックが廃止されていますが、程度のいい中古なら4万円以下で買えるので、満足度は非常に高いモデルだと思います。

※サムネイル画像(Image:Gabo_Arts / Shutterstock.com

すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

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