LINEではセキュリティ向上のために、自分のスマホに登録してある生体認証（顔や指紋）を使ってアプリにロックをかけることができます。これなら、より安全なうえに簡単にロック解除できますよね。実は、iPhoneでは以前から生体認証が利用できていたのですが、2024年3月にようやくAndroidスマホでも利用可能となったのです！
AndroidでもLINEアプリの生体認証ロックが可能に！
最近のスマホはPINやパターンだけでなく、より高度な顔や指紋などを使った「生体認証」でロックできますよね。
LINEも、同じようにスマホの生体認証（顔や指紋）を使ってアプリにロックをかけることができるのをご存じでしょうか？
これなら、万一誰かにスマホ本体のロックが解除されても、LINEのトーク内容まで見られることはありません。
実はiPhoneでは、以前から生体認証が利用できていたのですが、2024年3月にようやくAndroidスマホでも生体認証が利用可能となったのです。
2024年3月、Androidスマホ版のLINEアプリでも、顔や指紋による高度な生体認証ロックが利用可能となりました。この写真では左下に指紋認証が追加されています（筆者撮影）
Androidスマホでこの生体認証ロック機能を使うには、必ず最新バージョンのLINEアプリを利用しましょう。今回筆者が利用したバージョンは14.5.2でした。
また、生体情報がLINEアプリやサーバに保存されることはないそうなので、安心して利用できますね。
LINEアプリのバージョンを確認する手順
LINEのホーム画面で設定を開いたら「LINEについて」をタップ（左写真）。「現在のバージョン」でバージョンを確認します。かなり古いようならGoogle Playでアップデートしましょう（右写真）
LINEアプリに生体認証ロックを設定する方法
それでは、LINEアプリで顔や指紋などを使った生体認証ロックを設定してみましょう。
今回は筆者所有のOPPO Reno10 Pro 5Gを使って手順を説明しますが、Androidスマホは機種によって多少異なる部分があることはご了承ください。
まず、LINEアプリのホーム画面右上にある歯車アイコンをタップして設定を開きます。
次に、設定画面で「プライバシー管理」をタップ。「パスコードロック」を選択したら、数字4桁を2回入力すると元の画面に戻ります。
あとは、「パスコードロック」と「生体認証でロックを解除」のスイッチがオンになっていることを確認すれば生体認証ロックの設定は完了となります。
LINEアプリで生体認証を設定する手順
LINEのホーム画面を開いて画面右上の歯車アイコンをタップ（左写真）。次に「プライバシー管理」を選択します（右写真）
「パスコードロック」を選択（左写真）。すると、数字4桁のパスコードの入力画面が表示されるので、同じものを2回入力しましょう（右写真）
画面が戻ったら、「パスコードロック」と「生体認証でロックを解除」のスイッチがオンになっているのを確認しましょう。これで設定は完了です（右写真）
まとめ
いかがでしょうか？ 今回はようやくAndroidスマホでも利用可能となった、LINEアプリの生体認証ロックについて紹介しました。
筆者のOPPOでは、顔認証後に必ず「続行」をタップしなければならず、指を使わず解除することはできませんでしたが、機種によっては手放しで解除できるかもしれません。
いずれにせよ、LINEのトーク内容を他人に絶対知られたくないなら、スマホ本体だけでなくLINEアプリにも生体認証でロックをかけておくのがよいでしょう。
実際に、LINEアプリに生体認証を設定してみました。OPPO Reno10 Pro 5Gの場合は、顔認証後に「続行」をタップする必要がありました（筆者撮影）
