無料のニュースサイトは、広告で運営費用を賄っていることも多い。だから広告は必要だが、「いくらなんでも、これはやりすぎでは?」と思うくらい、大きな広告が複数表示されて見づらいサイトもある。そんなときは、コンテンツブロッカーで広告を非表示にしてみよう。
コンテンツブロッカーを使ってみよう
あるまとめサイトをSafariで表示してみたところ、巨大な広告が表示された。広告をタップしないでスクロールしようと思うと、緊張してしまうほどだ
まとめサイトを読んでいると、楽しくてついつい時間の経つのを忘れがちな人も多いだろう。しかし、邪魔なのが広告だ。まとめサイトの維持には必要だろうが、タップするスペースがほとんどないくらい広告が大きく表示されているサイトも少なくない。広告が邪魔なだけならまだ我慢できても、たまに効果のないセキュリティソフトを売りつけようとするサイトへの入口になっていることがある。さらには、シャッター音のような音声を再生して、あたかもカメラで写真を撮ったかのように思わせて代金を脅し取ろうとする詐欺サイトに誘導されることもあり、大変危険な広告も存在しているのだ。
そのような広告が表示されるサイトを安全に閲覧するには、広告を非表示にするコンテンツブロッカーを使ってみるとよい。コンテンツブロッカーにはいくつか種類があるが、今回は有料の「280blocker」(250円)を紹介する。有料だけあって、ブロック用のリストは頻繁に更新されるため、導入後は大きく目立つ広告の多くは表示されなくなる。なお、このアプリはSafari用なので、Safari以外のブラウザーの広告を消す効果はない。また、アプリ内広告もこのコンテンツブロッカーでは削除できないことに注意。
まずApp Storeで「280blocker」を検索してインストール。インストールできたら「設定」→「Safari」→「コンテンツブロッカー」で「280blocker」のスイッチをタップしてオンにしよう
次にホーム画面から「280blocker」アイコンをタップして起動し、「広告をブロック」「SNSアイコンを非表示」「最新の広告への対応」の3つをすべてタップしてオンにする
Safariに戻って、再読込してみよう。すると、先ほどは巨大な広告が表示されていたページがこのようにスッキリ表示された
最初にも触れたとおり、まとめサイトの維持には広告費が必要な場合も少なくない。どうしても広告のスペースが大きすぎて表示に支障があるときは、ここで紹介した広告ブロックを利用するのもいいが、たまにはSafari以外のブラウザーでアクセスして広告をタップし、まとめサイトの維持に協力してみてもいいだろう。