【iPhone】「友達を探す」を利用すれば家族や恋人の行動を確認できる

家族や恋人が今どこにいるかは気になる人も多いだろう。特に子供の場合、変な場所に遊びに行っていないか、親なら不安に感じることも少なくない。家族や友達、恋人同士でiPhoneを使っているなら、追加アプリ不要で「友達を探す」を利用すれば位置情報を確認できる。

相手の居場所を確認できる「友達を探す」を活用

(Image:Hadrian / Shutterstock.com)

「友達を探す」は、iPhoneに標準でインストールされているアプリ。家族や友だち、恋人などの相手と位置情報を共有することでできるものだ。共有した場合、設定した時間内の間は、自分と相手の位置情報をいつでも確認できるようになる。子供の安全のため居場所を知りたいときや、相手との待ち合わせといったシーンで使うと、相手がどこにいるのかすぐにわかるので非常に便利だ。
 なお、浮気などを疑って相手の承諾なしにこっそりと設定した場合、「不正指令電磁的記録供用罪」や「不正アクセス禁止法」に反する恐れがある。疑わしくても、相手のiPhoneを勝手に設定することはやめておこう。

「友達を探す」アプリを利用するには、位置情報の共有を有効にしておく必要がある。設定画面でApple ID→「位置情報の共有」を開き、「位置情報の共有」をオンにしておこう

「友達を探す」アプリを起動し、「友達を追加」(または画面右上の「追加」)をタップする

「宛先」に相手のApple IDで利用しているメールアドレスを入力するか、「+」をタップして連絡先から相手を選択する。相手を設定できたら、「送信」をタップしよう

位置情報を共有する長さの選択画面が表示されるので、任意の時間を選択する。「無期限」を選択した場合、位置情報の共有をやめるまで共有が維持される

相手のiPhoneで「友達を探す」アプリを起動すると、共有の確認が表示される。「共有」をタップし、共有する時間を選択するとお互いの位置情報が共有されるようになる

位置情報を共有すると、自分と相手の位置情報がマップ上で表示される。画面下部には、共有している相手の名前が一覧で表示される。相手の場所を知りたいときは、相手のアイコンをタップする

地図が全画面表示になり、相手が現在いる場所が強調表示される。相手の場所の詳細を確認したいときは、「詳細」をタップする

相手が現在いる場所の住所などを確認できる。元の画面に戻るときは「完了」をタップしよう

位置情報の共有を停止したいときは、画面下部の「自分の位置情報の共有を停止」をタップ。停止の確認が表示されるので、再度「自分の位置情報の共有を停止」をタップしよう

「友達を探す」アプリは、共有設定を行った相手の居場所が地図上に表示されるので、相手との待ち合わせや、子供の行動を見守るといった目的で使うと非常に便利なアプリだ。くれぐれも悪用せずに正しく利用しよう。

文=岩渕茂/フリーライター

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