子ども達が今、何に興味を持ち、学校で何が流行っているのかは、親にとって何かと気になるのではないだろうか。今回は「いま子どもの学校で流行っているゲームは?」という調査結果に基づいて、「子どもの学校で流行っているゲームTOP5」についてお伝えしていきたい。はたしてトップに輝いたのはどのゲームなのだろうか?
小中学校で流行っているゲームTOP5、3位「フォートナイト」2位「マインクラフト」
ARINA株式会社が運営する教育メディア「おうち教材の森」が2022年3月、小中学生の親200人に調査した「いま子どもの学校で流行っているゲームは?」の結果が発表された。5位は「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」(15票)、ついで4位には「Pokémon LEGENDS アルセウス」(29票)が続くかたちとなった。
3位は「フォートナイト」(30票)がランクインした。「比較的高学年の男子はオンライン上でコミュニケーションを取りながら交流しているようです」など、コミュニケーションツールとしてのゲームの役割が子ども達の間で浸透している様子がアンケート結果からも伝わってくる。
2位に選ばれたのは、2022年4月にさぶらいぶが発表した「よく見るゲーム配信ランキング」でも2位を獲得した「マインクラフト」(31票)だ。「YouTubeの実況動画などを楽しそうに見ているので」など、大人だけでなく子どもたちも含めた、幅広い年齢層から支持されていることが実証された。
中学生以下の子ども達に人気のゲーム1位は?
全体の3割を超える人から圧倒的支持を受けたのは、「あつまれ どうぶつの森」(67票)だ。
前述の「よく見るゲーム配信」ランキングでも1位を獲得するなど、幅広い世代から人気を集めている様子がうかがえる。今回の調査でも「周りのお友達でやっていない子がいません」「大人も一緒に楽しんでいると聞いたから」など、難しい操作をすることなく親子で楽しくプレーできるという声が多かった。また、「おうち時間が増えて友達同士でつながる遊びが流行っているから」と、コロナ禍でもオンライン上で友達とつながることができるゲームに、人気が集まる傾向も追い風になったかもしれない。
販売元の任天堂の2022年3月期第3四半期決算会見で、日本国内だけで通称「あつ森」の売り上げが1,000万本突破を発表したニュースは大きな話題となった。日本で一番売れたゲームとなった“あつ森”の魅力の一つに、小さな子どもでもゲームに不慣れな大人でも、感覚的な操作で楽しめることが挙げられる。
今回ランクインしたゲームは、外出が制限される状況下でも親子や友達とのコミュニケーションが、オンライン上で図れる役割も担っている結果となった。親子の話題作りにも一役買うゲームの新たな役割にも注目だ。
出典元:おうち教材の森は→こちら
※サムネイル画像(Image:Jimmy Tudeschi / Shutterstock.com)