【今さら聞けない】小・中学生の会話で登場する「マインクラフト」って何なの?

よく、小学生や中学生同士などの会話に登場する「マイクラ」。「マイクラって一体何者?」と思っているオジサンも多いのでは? 「マイクラ」とは「マインクラフト(MAINECRAFT)」の略。2009年に発売されたゲームソフトだが、一瞬の流行りと片付けられないほど、子どもたちの間で高い人気が続いている。そこで今回は、今さら子どもに聞くとバカにされてしまいそうな「マイクラ」について解説しよう。

何をしてもOKな自由度が魅力のゲーム

(Image:minecraft.net)

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「マイクラ」とは「マインクラフト(MINECRAFT)」の略。マイン(mine)は鉱山、クラフト(craft)は手仕事を表しており、いわゆるサンドボックス“箱庭”ゲームのことなのだ。木や草、水などすべての物体がブロックでできた“ワールド”と呼ばれる仮想空間の中で、プレイヤーは自由に家や畑などを作ったり、ブロックを組み合わせて道具を作ったりして楽しめる。
「マイクラ」の魅力を一言で言えば従来のゲームと違い“自由”であること。決められたストーリーはなく時間の制約もない。もちろん、勝敗や得点もない。とにかく何のルールもないので、仮想空間の中で自由に建物を作ったり畑を耕していいのである。ただし、ちゃんと水をやらなければ畑が荒れたり、柵を作らないと敵に襲われたりするので、友だちと情報を交換しながら、何度も改良して無限に楽しめるのである。

「マイクラ」はスマホやPCでマルチに楽しめる!

(Image:Pavel Kapysh / Shutterstock.com)

 元々「マイクラ」を開発したのはスウェーデンのMojang AB(モージャン アクチエボラグ)というゲーム会社の設立者マルクス・ペルソン氏。2009年に発表された当時はPC版のみで無料配布されたということもあり、マニアのみが知るマイナーなゲームであった。しかし、課金版が販売された2010年からはバージョンアップも加速し、自由度がさらに増す。そしてTwitchという動画配信サービスに対応すると人気が大爆発したのである。Mojang ABは、2014年にマイクロソフトの子会社となり、現在はマイクロソフトが販売する世界でもっとも売れているPCゲームとなった。
 現在「マイクラ」はiOSやAndroidなどのスマホやタブレット、そしてWindowsパソコンなどマルチプラットフォームになっている。そのため、友人同士が異なる端末を使っていても、同じワールドで一緒にプレイできるのも、世界中で多くのユーザーに愛されている理由のひとつであろう。

●MINECRAFT (公式)は→こちら

※サムネイル画像(Image:rafapress / Shutterstock.com)

文=すずきあきら/フリーライター

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