iPhoneで動画を見ながら眠ってしまい、画面が一晩中点灯したままになって、目が覚めたらバッテリー残量がほとんどゼロ!……という経験はないだろうか。これを防ぐために、時間がきたら自動的に動画の再生を停止させ、画面表示もオフにする方法を覚えておこう。
時計アプリのタイマー機能を利用する
(Image:Shutterstock.com)
動画を見ながら寝落ちしても、画面の自動ロックがオンになっていれば、再生の終了後に一定時間が経つと自動的に画面が消灯するはずだ。ところが、アプリによってはこの機能がうまく動作せず、朝まで画面が点灯しっぱなしになることがある。その結果、バッテリーがどんどん減ってしまい、残量がゼロになることも珍しくない。起きてすぐに出かけなければならない場合、充電する時間もなくて困ってしまうだろう。
これを防ぐには、あらかじめスリープタイマーをセットしておけばよい。iPhoneの「時計」アプリにタイマー機能があることはよく知られているが、実は動画や音楽の再生を一定時間後に停止させる機能もあるのだ。さらに、画面表示も自動的にオフにしてくれる。たとえ自動ロックがオフになっていても、スリープタイマーを使えば画面が消えるので安心だ。
「時計」アプリを起動し、画面下部の「タイマー」をタップ。次に「タイマー終了時」をタップする
画面の一番下にある「再生停止」にチェックを付け、右上の「設定」をタップする
再生を停止するまでの時間を設定し、「開始」をタップする。これでタイマーがセットできた
カウントダウンが開始される。あとは好きなアプリを開いて、動画を楽しもう。なお、タイマーのキャンセルや一時停止も可能だ
この状態で動画を再生すれば、指定した時間が経つと自動的に停止し、数秒後に画面表示もオフになる。バッテリーが無駄に消費されることはなくなるので、安心して眠ろう。
ここで紹介した機能は、YouTubeアプリをはじめ、ほとんどの動画再生アプリに対応している。また、音楽やラジオなどのアプリでも再生停止が可能だ。眠りにつくときもiPhoneが手放せない人は、ぜひ活用してほしい。