外出時の「トイレ問題」。近くのトイレが見当たらない場合、長時間我慢をするしかないことも。そのような時は、ルート検索などに便利な地図アプリが便利です。
まず「アプリを探す時間もない」ほど切羽詰まっているときは、Google マップで「トイレ」と検索するのが一番手っ取り早いです。
ただし、Google マップでもすべての公衆トイレを捕捉しているわけではありません。駅や市街地を離れている場所に居る際は、マップで案内されているトイレがほど遠いことも。万が一Google マップで近くにトイレが思うように見つからなかった場合などは、以下の方法も試してみましょう。
「ドライブサポーター by NAVITIME」で近くのトイレを検索する方法
「ドライブサポーター by NAVITIME」は車でのお出かけを高精度なナビゲーションでサポートするカーナビアプリで、実はトイレ探しにも使えます。Google マップと違い、商業施設内のトイレも多く表示されるのがメリット。
iOSの場合はApp Storeから、Androidスマホの場合はGoogle Playからインストールしてください。
iPhone版「ドライブサポーター by NAVITIME」を使ってトイレを探す手順は以下の通り。Androidもほぼ同じ手順で検索可能です。
ルート案内機能は有料ですが、無料版だけでも機能が充実しているので、都市部や観光地に出向く際におすすめです。
ちなみに前述の通り、Google マップと比較した際の利点は「商業施設内のトイレ」も多く検索できること。2つのアプリを比較してみましょう。
「トイレ情報共有マップくん」で近くのトイレを検索する方法
「トイレ情報共有マップくん」は“トイレを探す“ことに特化したアプリ。トイレの情報のみがマップ上に表示され、実際に利用した方が5段階評価を付けることができます。初めて利用する際の参考にもなるので、行ったことのない出先でも安心です。
iOSの場合はApp Storeから、Androidスマホの場合はGoogle Playからアプリをインストールしてください。
「トイレ情報共有マップくん」を使ってトイレを探す手順は以下の通りです。なお、今回筆者はiPhoneでのやり方を試しましたが、Androidスマホでも基本的な手順は同じです。
「今すぐ近くのトイレだけを探したい!トイレ以外の情報は不要」という場合は「トイレ情報共有マップくん」がおすすめ。公衆トイレや駅、商業施設のみがマップ上に表示されるため非常に分かりやすい。また、トイレの情報が細かく載っているので、利用者のニーズに合った場所を効率的に選ぶこともできます。
「unchique」で近くのトイレを検索する方法
「unchique」は、「アプリ」ではなく「Webサービス」。ブラウザ上から利用するトイレ検索サービスです。スマホブラウザでトイレを探す手順は以下の通り。
なお、詳細をタップするとトイレの内観が表示されます。Googleマップも表示されているので、アクセスして目的地までナビを使うこともできます。
「unchique」はGoogle マップやNAVITIMEなどと比較すると、トイレ登録数が少ないのが残念な点。実際に筆者が試したところ、利用した場所の「現在地」に付近のトイレはなく、最短で徒歩1時間程度のトイレしか表示されませんでした。
とはいえ「トイレの画像が共有されている」など他にはない独自の利点がある点は大きいです。「そのトイレが綺麗かどうかが写真で分かる」というのは、それだけで有意義な情報でしょう。今後のアップデートが大いに期待されます。
まとめ | 簡易的にトイレを探したい人は地図アプリ、トイレ情報もおさえておきたい人には専用アプリやサイトがおすすめ
今回執筆にあたって、各トイレ検索サービスを筆者も実際に使用してみました。結論として「とりあえずトイレに早く行きたい」時は「Google マップ」や「NAVITAIME」がおすすめです。
一方、どうせなら綺麗で評判のいいところを探したいという時は「トイレ情報共有マップくん」や「unchique」を利用することをおすすめします。
実際に切羽詰まっているときは、トイレ検索アプリを一つひとつダウンロードする手間も惜しい時もあるでしょう。できれば事前にGoogle マップとNAVITIME、トイレ情報共有マップ君のアプリをダウンロードしておくのもおすすめ。またアプリのダウンロードに時間がかかるときは「unchique」もおすすめです。
※サムネイル画像(Image:Berk Ozel / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています