Googleマップでは過去のストリートビューを見ることができる「タイムマシン」機能があります。長年ブラウザ版のみの対応でしたが、2022年5月23日(米国時間)よりスマホでも利用できるようになりました。
今回はGoogleマップの過去のストリートビューが見られる「タイムマシン」の使い方を、スマホ、PC別に解説します。
【スマホ】Googleマップの過去のストリートビューの見方
スマホのGoogleマップアプリから、過去のストリートビューを見る手順は以下の通りです。
新国立競技場以外の「過去のストリートビュー」の例を、実際にいくつか見てみましょう。
東京スカイツリー | 2022年と2010年のストリートビュー比較
2012年に完成し、2022年で開業10周年を迎えた東京スカイツリー。世界一高い電波塔としてすっかり定着しましたが、2010年の墨田区の道路からは建築途中のスカイツリーを見ることができます。
渋谷スクランブルスクエア | 2022年と2017年のストリートビュー比較
現在も大規模な再開発が続く街、渋谷。セルリアンタワーを抜き、渋谷で最も高いビルとなった渋谷スクランブルスクエアは、2019年に開業し国内最大の屋外ビジョンも話題となりました。2017年のストリートビューを見ると、建築途中の渋谷スクランブルスクエアを見ることができます。
【PC】Googleマップの過去のストリートビューの見方
PC版のGoogleマップから、過去のストリートビューを見る手順は以下の通りです。
ストリートビューの画像の撮影時期の確認方法
今見ているストリートビューが、いつ撮影した画像なのか確認することもできます。
Googleマップの過去のストリートビューについてよくある質問
過去のストリートビューについてよくある質問をまとめました。
ストリートビューでは何年前まで遡ることが可能?
ストリートビュー画像の公開は2007年から開始されたので、2007年までストリートビュー画像を遡ることが可能です。ただし場所によって撮影日時や撮影頻度が異なるため、実際に遡れる期間は場所によってまちまちです。
ストリートビューの撮影/更新の頻度はどれくらい?
更新の間隔も場所によってまちまちで、数カ月おきに撮影されている場所もあれば、5年以上更新されていない場所もありました。都心の方が更新頻度が高いようです。
ストリートビューのタイムマシン機能はスマホでは使えないって本当?
記事内で解説した通り、2022年5月23日からスマホでも利用できるようになりました。それ以前はPCからのみ利用可能でした。
まとめ
今回はストリートビューのタイムマシン機能について解説しました。
上述した通りタイムマシンと言っても遡れるのは最古で2007年で「15年前の様子を見られる」に過ぎないのですが、特に都会はお店や街並みの移り変わりが激しいので、「あそこのお店、前は何のお店だったかな?」「このビルが建つ前って何だったっけ?」とちょっと思い出したいときにストリートビューのタイムマシン機能は便利です。
筆者は今回の記事を書くにあたって、10年前には国立競技場も東京スカイツリーも渋谷スクランブルスクエアも完成していなかったことに気づき、感慨深かったです。