9月1日に突然サービス終了を発表し、3,000万人ともいわれる月間アクティブユーザーたちを震撼させた人気位置情報アプリ「zenly(ゼンリー)」が、ついに2月3日がサービス終了日となることを発表した。今回はサービス終了まであと60日を切ったゼンリーに寄せられる多数のユーザーからの声をご紹介していきたい。
人気アプリ・ゼンリー、サービス終了は2月3日と発表
2019年には全世界で500万ダウンロードを達成した位置情報共有アプリ・ゼンリーは公式Twitterアカウント・zenly japan (@Zenly)で2月3日にサービスを終了することを発表した。10代や20代の若者を中心に人気を集めるゼンリーは、すでに9月1日にサービス終了を告知しており、ついに終了日が決定されたことになる。
「#サービス終了突zenly」とのハッシュタグで、サービス終了を告げた9月1日のツイートは大きな反響を呼び、その5日後にこのツイートが削除されたこともあり「終了撤回か?」との憶測も呼んだが、今回の発表でサービス終了は決定事項となった。「zenlyが誕生して3144日、お別れまであと60日ですが、あなたへの愛は深まる一方です」と終了日を告げるゼンリーのツイートは、12月6日時点で15.3万件のいいねが寄せられるなど、話題を呼んでいる。
サービス終了にユーザーからは嘆く声多数!
「思い出がたくさん詰まっているから喪失感が…親友が一人いなくなるような気分だよ」など、ゼンリーの終了を嘆く声があふれている
サービス終了を告げるツイートには多くの声が寄せられている。「ほぼ、日本一周の記録としてzenlyをつかっていたので名残惜しい」「ゼンリーで大学生活の思い出を記録していたため、とても残念です」「旅行オタクとしても最高のアプリでした」と、今まで訪れた場所のアプリの記録とともに、終了を嘆く声があふれている。
また、「有料でもいいからゼンリー終わらないでほしい」「どこかの会社、買収してくれ」や「今までのチャット記録を出力して、保存できる方法がほしいです!」など有料化での存続や、これまでの記録の保存を望む声も見受けられる。
ゼンリーは位置情報の共有機能を持つアプリとして、同社Snapchatのマップ機能「Snap Map」を紹介している。ただ「ようやく、ままからの監視からおさらばです」という声もあり、全ユーザーがそのまま新アプリに移行するとは限らないようだ。最大3144日の記録が詰まったゼンリーから残り60日ほどでどう動くのか、ユーザーの足取りを追うアプリが欲しくなってしまう。
●zenly(公式)は→こちら
※サムネイル画像(Image:nikkimeel / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています