我々の生活に少しずつ人工知能「AI」が浸透しつつありますが、今話題となっているのがMeituの「AIイラストメーカー」です。これは、メモに書いた落書きをAIが瞬時にプロ並みの萌え絵に加工してくれるというもの。実際に筆者も試してみましたが、思わず「スゲーッ!」と声を上げてしまうほどの出来栄えです。そこで今回は、誰でも簡単な下書きだけでプロ並みのイラストが描けると話題の、Meitu「AIイラストメーカー」を紹介しましょう。
「Meitu」を使えばAIで落書きが美麗な萌え絵に!
人工知能「AI」の進化は留まるところを知らず、監視カメラで挙動不審人物を発見したり、最近ではキーワードから小説を書いたりイラストを描くことができるようになっています。
とはいえ、実際に生活のなかで「AI」の凄さを実感できることは少ないでしょう。でも、それをまざまざと見せつけてくれるスマホアプリが「Meitu(美図・メイツ)」です。
Meituはスマホやパソコン向けの画像編集加工アプリで、人物写真の体型や目、髪の毛、メイクアップなどの補正ができる人気アプリですが、そのMeituの新機能として注目されているのが「AIイラストメーカー(AI Art)」機能なのです。
これなら、絵が下手な人でもすぐにプロ並みの漫画を描くことが可能になるでしょう。
そこで今回は、実際に筆者が描いた落書きがどの程度まで美麗なイラストに加工されるのか、実際に試してみました。
●Meitu(Android)→こちら
●Meitu(iPhone)→こちら
![Meituの「AIイラストメーカー」](https://otona-life.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/photo001-73.jpg)
Meituは元々スマホで撮影した写真を加工できるアプリで、体型や目、髪の毛、メイクアップなどの補正ができるが、新機能として「AIイラストメーカー(AI Art)」があり、落書きを瞬時にプロ並みの萌え絵に加工してくれる(画像はApp Storeより転載)
筆者も思わず「スゲーッ!」と叫んだMeituの実力とは!?
それでは実際にMeituを使って、筆者がメモ帳に描いた落書を加工してみましょう。
まず、事前にスマホのカメラでイラストを描いたメモを撮影しておきます。次に、スマホにMeituをインストールしたら、ホーム画面の「AI Art」をタップして「今すぐ試す」を押しましょう。
あとは、スマホで撮影したイラストを選択するだけでOKです。数秒~数十秒待っていれば3段階で加工処理が進み、最後はプロ並みの萌え絵になるはずです。
ちなみに、気に入った写真を保存することもできますし、元絵からの変化を動画として保存することも可能となっています。
■MeituのAIイラストメーカーで下書きを加工する手順
![MeituのAIイラストメーカーで下書きを加工する手順1](https://otona-life.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/photo002-1-2.jpg)
Meituを起動したらホーム画面で「AI Art」をタップ(左写真)。「今すぐ試す」を押そう(右写真)
![MeituのAIイラストメーカーで下書きを加工する手順2](https://otona-life.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/photo002-2-3.jpg)
デバイス内の写真などへのアクセスを「許可」して(左写真)、下書きイラストを選択する(右写真)
![MeituのAIイラストメーカーで下書きを加工する手順3](https://otona-life.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/photo002-3-3.jpg)
「クラウドを使用して写真を処理しましょう」と表示されるので「同意する」を押す(左写真)。すると、AIにより加工が開始されるので、しばらく待とう(右写真)
![MeituのAIイラストメーカーで下書きを加工する手順4](https://otona-life.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/photo002-4-3.jpg)
落書きのようなイラスト(左上)がプロ並みの萌え絵に!(左写真)。できた画像は「保存」を押せばスマホに保存できる(右写真)
■下書きがどのように変化したか確認
![下書きがどのように変化したか確認](https://otona-life.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/photo002-5-3.jpg)
①が元絵。②ではあまり変化がないが、③になると急にクオリティが上がって、④ではもはや別次元の萌え絵になっている!
■同じイラストの別バージョン
![同じイラストの別バージョン](https://otona-life.com/wp/wp-content/uploads/2022/12/photo002-6-2.jpg)
元絵を少し加工して再度AIイラストメーカーで作成したイラストがこちら。最初のときとはタッチが異なる萌え絵になった
まとめ
いかがでしょうか? MeituのAIイラストメーカーの実力がお分かりいただけたと思います。これなら、絵が下手でも簡単にプロ並みの萌え絵が描けますね。
今回、筆者はマフラーをした女の子を書いたのですが、AIがきちんとそれを認識して冬の装いになっているのに感心しました。
しかし、実はほかの絵で試しても、この時期はやはりクリスマス風の加工になってしまうようです。
ちなみに、AIイラストメーカーは人物写真を読み込ませることもできます。自分の写真がどんな萌え絵に変身するのか試してみると面白いですよ!