35年以上にわたりゲーム業界のトップタイトルとして君臨する「ドラゴンクエスト(以下、ドラクエ)」の新作スマートフォンゲームの存在が判明した。詳細は不明だが、1月18日19時からYouTube上での発表会が予定されており、どのような仕様になるのかファンの間では予想合戦が展開されている。
新作はスマートフォンタイトル!“THEドラクエ”のクラシックな紋章が光る
ドラクエ新作の一報が入ったのは1月11日。奇しくも、1が並ぶゾロ目の日のニュースとなり「1は剣を意味していて、3本の剣を携えた3人の勇者と戦士が…」といった考察をしてしまう。全容はいまだ明らかになっていないが、まだ見ぬ物語の世界に想いを馳せてしまうのは、ドラクエファンであれば仕方のないことだ。
判明している情報は、スマートフォン向けタイトルのみ。ドラクエのスマホ版タイトルといえば、ドラクエの世界の主人公として現実世界を冒険する「ドラゴンクエストウォーク」が鮮烈なインパクトを残している。2019年にリリースされた同作は、現実世界とドラクエの世界観が融合したオリジナルフィールドを舞台にした位置情報RPGとして人気を博し、3周年を迎えた2022年9月には記念イベントが実施されるなど、その熱が冷める様子はない。
そのほかにも、近年は「ドラゴンクエストビルダーズ」や「ドラゴンクエストタクト」など、ドラクエの世界観を趣向に富んだ仕様で楽しめるタイトルをリリースしている。こうしたシリーズの多様性も、「どのようなゲームになるのか…」というファンの期待感をくすぐる要因になっているのは間違いない。
加えて、現在、公開されているタイトルロゴと紋章風のロゴは荘厳なデザインで、30年来のドラクエファンが見れば原点を感じずにはいられないのでは。いままでのスマホタイトルとは異なる新たなドラクエ像への妄想はさらに膨らむ。
伸び続けるスマホゲーム市場。ドラクエ新作がさらに拍車をかける?
ドラクエタイトルに限らず、「ウマ娘プリティーダービー」などスマホゲームはここ数年ヒット作が次々と生まれている。一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラムが2022年8月に公表したモバイルコンテンツ市場の動向によると、2021年のゲーム・ソーシャルゲーム市場は約1.6兆円。その市場規模は右肩上がりで推移している。ここにドラクエの新作が投入されるとなれば、さらなる市場規模拡大は大いに期待できる。
新作がドラクエファンの中でも、ハードソフト派やドラクエをプレイしたことにない未開拓層から支持されるとなれば、スマホ版タイトルの新たな歴史になることは間違いない。いくつもの可能性が広がるドラクエシリーズだけに、18日の情報発表は要注目だ。
引用元:「ドラゴンクエスト」シリーズ新作スマートフォンタイトル発表会(YouTube)【スクウェア・エニックス】
※サムネイル画像は(Image:「ドラゴンクエスト新作スマートフォンタイトル公式」公式Twitterより引用)