App StoreやiTunes Storeなどで誤ってアプリやコンテンツを購入してしまった場合や、購入したアプリが正常に動作しない場合、Appleに問題を報告すれば返金が可能。設定アプリから簡単に申請できるので、該当する人は早めに申請しよう。
条件を満たせばアプリやコンテンツの返金が可能
(Image:BigTunaOnline / Shutterstock.com)
iPhoneはアプリやコンテンツの購入に指紋や顔認証といった生体認証が使えるので、うっかり操作ミスをして購入が確定してしまったというケースも少なくない。App Storeのアプリ、iTunes Storeの映画や音楽などのコンテンツを誤って購入してしまったときは、Appleへ申請することにより払い戻しされる可能性がある。また、購入したアプリに問題が発生して正常に動作しない場合も同様に返金を申請できる。
ただし、あくまでも返金されるのは、Appleによる審査が通ったものだけになる。申請すれば確実に返金されるというわけではないので注意しよう。
なお、購入したアプリやコンテンツが値下げされた場合は、値下げ後の金額との差額分は返金されない。また、アプリ内の課金や購入、定期購入したものは返金されないので留意しておこう。
設定アプリで「iTunes StoreとApp Store」を開き、自分のApple IDをタップする
メニューが表示されるので、「Apple IDを表示」をタップ。画面の指示にしたがって認証しよう
アカウント画面が表示されるので、「購入履歴」をタップする
購入したアプリやコンテンツが時系列で表示される。返金してもらいたいアプリやコンテンツがある「請求合計」をタップする。なお、「保留」と表示されているものは、まだ請求が確定していない。このときは申請ができないので、時間をおいてから再度操作しよう
注文の明細が表示されるので、返金してもらいたいアプリやコンテンツをタップする
アプリやコンテンツの明細が表示されるので、「問題を報告する」をタップする
Safariが起動し、問題の報告画面が表示される。「返金を要望します」を選択し、理由を入力。「送信」をタップする
Appleの審査が通ると、メールで返金処理が行われたことをお知らせするメールが届く
アプリを問題なく使ったあとに返金とか、コンテンツを楽しんだあとに返金といったのは当然認められない。また、返金の申請が多い人は、審査の時間も長くなり返金されない可能性も高くなる。返金は、あくまでも正当な理由がある常識の範囲内で申請するようにしよう。