公共交通機関で移動するとき、電車の混雑状況やバスの遅延状況は非常に気になるもの。しかし、これらの情報はなかなか入手しづらかった。そこで使いたいのがGoogleマップ。これらの情報を入手する機能が新たに追加され、より便利に利用できるようになった。
電車の混雑状況を事前にチェック
(Image:BigTunaOnline / Shutterstock.com)
Googleマップの「混雑予測」は、電車や地下鉄の混雑状況を表示する機能だ。ルート検索で路線を選択すると確認できる。過去の混雑状況を元に、推定される混雑度を表示するので、時間に余裕がある場合なら、乗る電車を数本遅らせるなどして混雑を避けることが可能になる。どうしても座りたいときなどに使うと便利だろう。
Googleマップでルート検索をし、交通機関のルートを表示。利用するルートをタップする
ルートの各路線でその時間帯の混雑状況が表示される
バスの遅延状況も確認できる
「バスのリアルタイム遅延情報」は、路線上の実際の交通状況からバスの運行状況を推測。公共交通機関側からリアルタイム情報が提供されていないバス路線でも、バスの遅延情報を表示するというもの。バスは交通状況によって遅延が発生しやすい。この機能を使えば、ある程度、予定が立てやすくなるだろう。
目的地までのルートを検索。バスのルートには、交通量の予測が表示される。遅延がある場合は、遅延の時間が表示される
ルートを選択すると、バスが最寄りのバス停に到着する予定時刻を確認できる
「その他の出発予定」をタップすると、そのあとに到着するバスの予定時刻が表示される
交通機関での混雑や遅延は地味にストレスの溜まるもの。Googleマップの混雑予測やバスのリアルタイム遅延情報を活用すれば、不快なストレスを軽減できる。交通機関を使うことの多い人はぜひ活用してみてはいかがだろうか。