ChatGPT「Android版」アプリの事前予約を受付中 – Android進出で生成AIの普及は急拡大!?

近未来のツールとして、取り上げられてから1年経たずで「ChatGPT」は社会のいたるところで活用されるようになった。企業各社はChatGPTとの連携活用を進め、メルカリは商品検索、カカクコムは指定交通機関の価格や所要時間の比較検討、採用コンサル事業を展開するグラムは採用活動の効率化するツール開発など、発表が後を絶たない。そのようななか、新たにChatGPTが導入されるフィールドが発表された。世界規模でユーザーを抱えるAndroidスマホだ。

Androidアプリ版ChatGPTがまもなくリリース! 事前予約を受付中

日常生活でChatGPTを利用できる日は近い(画像は「Google Play」より引用)

Android版アプリとして、ChatGPTがまもなくリリースされる。7月末から8月はじめに配信される予定だが、具体的な日時は明らかになっていない。現在は、Google Playで事前登録を受け付けており、話題の生成AIを活用できる日を心待ちにしているユーザーもいることだろう。

事前登録ページでは、ChatGPTの機能特徴を紹介している。ユーザーの疑問に即座に回答、ユーザーの要望に複数提案で応える、ユーザーの創造力を刺激するアイデア提案など、ユーザーの多様なリクエストに対して、人間さながらの柔軟さと膨大な情報量で応えることがうかがえる。Android版では基本無料のアプリとしてChatGPTを利用できる。ちまたで話題を呼んでいるChatGPTをスマホでスムーズに利用できるとなれば、より便利に、より快適に、生活はがらりと変わるに違いない。

Androidユーザーは全世界で70%以上を占めており、世界をまたにかけるツールにChatGPTが搭載されるとなれば、生成AIという近未来のツールが“定番のツール”へと一気に近づく。近い将来、「生成AIが身近になったのは?」という問いに「AndroidスマホへのChatGPT搭載」があがるほどの歴史的出来事になるかもしれない。

Apple「生成AIを開発中」とのうわさ……スマホ業界でどうなるChatGPT

(Image:Tada Images / Shutterstock.com)

Appleならではの生成AIとなれば、がぜん興味が湧いてくる

Androidの新たな機能付与を耳にすると、やはり気になるのはライバル・iPhoneを手掛けるAppleの動向だ。AppleとChatGPTの関係性はすでにできており、5月末にiOS版アプリとしてChatGPTがリリースされている。日本を含めた30カ国以上で提供され、すでに使用しているユーザーもいるはずだ。そのため、Android版は後発に位置づけられるが、Androidユーザーには新鮮味をもって受け入れられるだろう。

ChatGPTによる優位性がなくなった二大巨頭だが、Appleは自社で生成AIの開発に取り組んでいるといううわさも流れている。この通称「Apple GPT」は、2024年に発表予定との情報もあり、事実だとすれば生成AI面でAppleが頭一つ抜け出す可能性も出てくる。

ただでさえ便利なChatGPTだが、生成AIの開発競争が激化すれば、ユーザーにとってさらに便益のある、アプリやサービスが生まれるかもしれない。これ以上の便利さとは何か……。そのような夢物語を頭の中で膨らませつつ、いまはiPhoneユーザーも、AndroidユーザーもChatGPTを有効活用してほしい。

引用元:【Google Play
参照元:【アウンコンサルティング株式会社/PR TIMES

※サムネイル画像は(Image:​「Google Play」より引用)※画像は一部編集部で加工しています

オトナライフ編集部
iPhone・Android・SNS・パソコン関連・キャッシュレス、QRコード決済など、さまざまな情報を独自の視点や切り口で発信するニュースサイト
X/Twitter:@otonalife
YouTube:OTONALIFE Ch

iPhone/Androidスマホやキャッシュレス決済、SNS、アプリに関する情報サイト[オトナライフ]

関連記事

TOPICS
Android最新記事
アプリ最新記事

RANKINGランキング

18:00更新