株式会社モデル百貨は2023年6月23日~7月3日、クレジットカードとお金の総合メディア「MoneyGeek」にて、オンラインゲームに課金する1カ月の平均金額や、過去の最高金額について調査を実施。そして、オンラインゲームに課金することがある20~50代の男女1,000人から回答を得た。なお、事前調査で20~50代の男女19,000人からの回答を得ている。
昨今、ゲームをする人の裾野は広いが、年代ごとに見たときに差はあるのだろうか。そして、20代のゲーム課金についてもMoneyGeekが調査したので、それらの内容をご紹介していくこととしよう。
プレイヤーは30代が最多。課金額は40代が最高額
まずは、「オンラインゲームをする割合と課金率」について。事前調査において、20~50代の男女19,000人に「普段ゲームをしているか」と尋ねたところ、全体の約50%から「普段ゲームをしている」と回答があった。年代別に見ると、50代はゲームをする割合自体が41%と、他の世代よりも低い傾向。そして、40代の「ファミコン世代」では、割合が増えて51%、20代も同じく51%の人が普段からゲームをしているようだ。最もゲームをしている割合が高かったのは30代で54%だった。
続いて「1カ月あたりのゲーム課金額」について尋ねたところ、最も課金平均額が多かったのが40代で3,026円。2番目に多かったのは30代で2,665円。以降は50代で1,691円、20代で1,541円と続いた。ファミコン世代とされる40代は、働き盛りゆえ年収が増えて、課金もしやすくなってくる年代ということだろう。なお、全年代の1カ月あたりの課金額の平均は2,337円だった。
20代の課金事情とは?
20代のゲーム課金の月平均は1,541円で、全年代の平均額の中で最も低い結果だった。しかし、課金額自体は低いものの、オンラインゲームをする割合(27%)と課金をする割合(12%)が、他の年代より高いのは、20代ならではの特徴と言えるだろう。1カ月の課金最高額を見てみると、1,000円未満(12%)や、1,000円~2,500円未満(13%)のように、低めの金額帯に分布していた。20代は学生も含まれるので自由に使えるお金が少なく、今はまだゲームに使える金額は少ないのかもしれないが、ゲームできる時間は一番あるようだし、コツコツと課金してゲームの成果を上げているのかもしれない。
それぞれの世代で差はあれど、ゲームやオンラインゲームをプレイする人は多く、広く愛されていることに違いないようだ。
出典元:【MoneyGeek】
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