「Yahoo!乗り換え案内」と「Yahoo!マップ」が新機能を追加し、東京メトロの遅延情報が一目でわかるようになった。具体的な遅延時間がアプリ内にリアルタイム表示されるため、次の乗り換えが可能か、別ルートがよいかの判断が容易に。さらに、乗車中の列車の位置も確認が可能になった新機能を詳しく解説していこう。
Yahoo!乗換案内とYahoo!マップ、東京メトロの遅延情報も一目瞭然
Yahoo!ヤフーが提供する交通アプリ「Yahoo!乗り換え案内」と、地図アプリ「Yahoo!マップ」(いずれもiOS・Android対応)が、8月24日に便利な新機能を導入した。このアップデートは、東京地下鉄(以下、東京メトロ)との連携によるものだ。
東京メトロの運行データを活用して、アプリのルート検索結果画面で「リアルタイムの列車位置」や「遅延情報」が表示されるようになった。2023年2月から「JR東日本」や「小田急電鉄」の一部路線や新幹線において、そして2023年5月には「神奈中バス」に対しても、同様の運行情報を提供していた。
これにより、利用者はアプリを開くだけで、「乗車する予定の列車がどのくらい遅延しているか」や「乗車している列車が今どの辺りを走行しているか」を瞬時に確認できることで、より効率的かつスムーズな移動が可能になる。
次の乗り換えも安心! リアルタイムで列車遅延をチェック
Yahoo!乗換案内とYahoo!マップの新機能により、利用者は列車の遅延状況がわかりやすくなった。具体的な遅延分数で確認できるため、「列車が定刻通りに到着していないが、次の乗り換えに間に合うか、別のルートで移動した方がよいか」など、臨機応変な判断がしやすくなる。
また、新機能では現在乗車中の列車位置も一目で確認できる。列車が出発後、アイコンで走行位置が表示され、通過する全駅が画面に表示される。これにより「あとどのくらいで列車が到着するか」もすぐに確認できる。
遅延情報の確認も簡単だ。乗車予定の列車が定刻通りなら「ほぼ定刻」、遅れていれば「約○分遅れ」と表示される。さらに、遅延時には、赤字で新しい発着時刻が表示されるため、遅延時間は一目瞭然だ。
Yahoo!の両アプリは、今後も他の鉄道やバス企業と連携し、機能の拡充と改善に取り組むという。秋の観光シーズンや受験時期に向けて、この新機能は多くの人々に歓迎されるアップデートだろう。
出典元:【ヤフー株式会社/プレスリリース】
※サムネイル画像は(Image:「ヤフー株式会社」プレスリリースより引用)