モバイルデータ分析ツールを提供するdata.ai(旧App Annie)は、位置情報を利用したゲームアプリカテゴリの各種ランキングを発表した。2023年8月~9月には、家庭用ゲーム機などでもおなじみのアクションゲーム「モンスターハンター」や、シミュレーションゲーム「信長の野望」といった人気タイトルが、位置情報ゲームアプリとして登場。大きな注目を集めている。
「モンスターハンターNow」は1週間で全世界740万ダウンロードを突破
data.aiのAI分析「Game IQ」によると、「モンスターハンターNow」は、9月14日のリリースからわずか1週間(9月14日~9月21日)で、全世界で約700万ダウンロードを記録。日本国内でも約43万1,000ダウンロードを突破したという。さらに、リリースから12日後となる9月25日には、全世界で740万ダウンロード、国内で53万3,000ダウンロードを超えるなど、大きな人気を見せているようだ。
日本国内ではリリース後2日で国内ダウンロード数ランキング1位、月間アクティブユーザーランキング2位、消費支出ランキング3位にそれぞれランクイン。リリースが月の中旬であることから、消費支出(いわゆる課金)では3位に甘んじたようだが、他のアプリを圧倒する勢いだといえるだろう。
また、コーエーテクモゲームスから8月31日にリリースされた「信長の野望 出陣」も好調だ。リリースから3週間(8月31日~9月21日)での国内累計ダウンロード数は約18万4,000を記録。9月1日~9月16日における消費支出ランキングも4位と健闘している。
タイトル数は少ないものの、これからの盛り上がりにも期待
「ポケモン GO」や、「ドラゴンクエストウォーク」に代表される位置情報を利用したゲームアプリは、楽しみながら運動効果が期待できるだけでなく、プレイヤーの社会活動を促進し、心理的な幸福感を高めるアプリとしても人気を博している。位置情報ゲーム自体は、まだそれほどタイトル数は多くないものの、コロナ禍も過ぎ、通勤・通学や旅行など人々の行動範囲が広がるに連れ、今後ますます大きな盛り上がりを見せてくれそうだ。
出典元:【App Annie Japan 株式会社/PR TIMES】
※サムネイル画像は(Image:「Apple Store」公式サイトより引用)