どうにか愛猫と喋りたい! 鳴き声の翻訳アプリを3個使って猫と会話して比較してみた

愛猫の言葉、理解できたら最高ですよね? 

うちの猫はものすごく気が強いのですが、一方で甘えん坊でもあります。ですが「まったき甘えん坊なんだから」と思って撫でようとすると、がぶっと噛んできます。猫の気持ちを理解するのは難しいものです……。

そんなときに鳴き声翻訳アプリを使えば、猫の気持ちに近づける気分になれるかもしれません。

そこで今回は、猫の鳴き声を翻訳するアプリを3つ使って、会話してみました!結論、そのうち1つのアプリはかなり正確という印象でした!……が、利用の注意点もあるのでその点も後ほどご紹介します。

ツイペット:犬や猫のペットのきもちがわかる!? 翻訳アプリ

今回、まず試したのは「ツイペット」。「ツイペット」はペットの写真にセリフを合成することのできるARアプリです。アプリをインストールしたら、初期設定で猫の性格などを選びます。

【1】猫を映し、「キモチをのぞく」をタップ。【2】吹き出しが表示されるので待ちます。【3】猫のセリフが表示されました

実際に起きたばかりの愛猫とこのアプリを使って会話してみたのですが、感想としてはあくまで「翻訳風」のアプリという感触。要は翻訳風であって、翻訳ではないなという感じです。

今回は「もっと遊んでくれる?」というセリフが表示されていましたが、このとき猫は寝起きで、まったく遊んでおらず、眠い状態だったのは確か。実際に思っていることとはあまり思えませんでした。

猫の感情を読み取って、正確に翻訳してくれているアプリではないという所感です。

Pet Translator: Talk to pet

次に試したのは「Pet Translator: Talk to pet」。猫、犬、鳥、ねずみなどさまざまな動物の言葉を翻訳できると謳うアプリです。

【1】①下のバーから動物の声に変換するボタンを選びます。②「猫」をタップ。【2】下にスクロールし、③「ペットから人間へ」の「押さえて離して録音する」を長押しして猫の鳴き声をスマホに聞かせます。【3】④翻訳されました

起きたばかりの愛猫の声を、このアプリで翻訳してみたところ「悲しみの雲が私を包みました。」とのこと。翻訳された猫の言葉はかなり詩的で、その上状況と合っていませんでした。

少なくとも飼い主の目からは「おはよう」か「何か用?」と言っているように見えた表情だったのですが……。愛猫と会話したいな、と思ってアプリをインストールしたのですがあまりに詩的すぎてどう猫に答えればいいのかちょっと分からない気持ちになってしまいました。

にゃんトーク

ここまでに2つアプリを試してみたのですが、残念ながら「猫の言葉の翻訳アプリにはあまり信頼性が高いものがなさそうだ……」というのが正直な感想でした。

そこで、最後に試したのは「にゃんトーク」。一時期流行した猫の言葉を翻訳できる有名アプリです。筆者としては「本命アプリ」という位置づけのつもりでインストールしてみました。

アプリをインストールしてユーザー登録を済ませたら、愛猫の登録を済ませます。

【1】①「タップして翻訳」を押して猫の声を聞かせます。【2】②「お披露目する広告を見る」をタップして、広告を視聴します。【3】③言葉が英語で表示されます。なお、日本語にするためには課金する必要があります

起きたばかりの猫が、すりすりと近づいてきたときの鳴き声を翻訳してみたところ「Mommy! Daddy!」とのこと。これは可愛い!それになんだか正確な気がする!今回試したアプリの中では、一番正確だと感じたのが「にゃんトーク」でした。

ただし鳴き声の翻訳結果は英語で表示され、日本語翻訳は有料。また翻訳結果をチェックするには広告の視聴も必要です。

猫と会話するたびに広告を見る必要があるので、広告を見ている間に猫がぷいっとどこかに行ってしまいそうです。

【参考】猫翻訳

せっかくの機会なので、猫の言葉を人間の言葉に訳するのではなく「人間の言葉を猫の言葉にする」アプリも試してみました。

「猫翻訳」は、自分の言葉を猫の言葉にできるアプリです。

【1】上部の①「マイクボタン」をタップします。【2】画面が切り替わったら、翻訳したい内容を話します。②話し終わったら中央の赤いボタンをタップして録音を停止します。【3】録音した音声が猫語に翻訳されて流れます

実際にマイクに向かって「こっちにおいで」と言って、猫翻訳を実行。そうして音を聞かせたところ、猫は驚いたようにキョロキョロしていたため、なんらかの猫の言葉は通じている可能性はあります。

ただし知らない猫の声が室内で流れたので、びっくりしただけの可能性もあります。実用的というよりはロマン枠の猫語アプリという感じです。

まとめ

筆者が今回試した中でもっとも信頼できると思ったのはやはり「にゃんトーク」。気の強いうちの猫が「Mommy! Daddy!」と言っているのだと思うと、とにかく可愛かったです。

ちなみに少し離れた場所にいる猫、にゃあにゃあ言っているときにマイクを向けると「Please find me!」とのことで、こちらも正確な印象でした。

しかし、翻訳するたびに30秒ほどの長い広告を視聴しなければならず、さらに日本語表記にするためには課金も必要なため、使うハードルはかなり高め。精度は高いですが、仕様には課題がありそうです。

オトナライフ編集部
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