今や「メモ」はノートではなくスマホに音声で記録する時代。音声メモ機能はAndroidスマホにも標準搭載されているが使い勝手はイマイチ……。そこでオススメしたいのが「音声メモ」アプリだ。「音声メモ」を使えば打ち合わせ内容を音声入力でテキストの議事録にして保存できるのはもちろん、予定をスマホに話かけるだけでGoogleカレンダーと同期して、リマインダーで通知してくれるのだ。デキるビジネスパーソンならぜひ「音声メモ」アプリをスマートに使いなそう。
音声入力だけじゃない「音声メモ」の魅力とは?
朝起きたときから夜寝るまで常に持ち歩くAndroidスマホ。急に思いついたアイディアや予定などを忘れないように、Android標準の「メモ」機能を使っている人も多いだろう。「メモ」機能は音声入力でのメモも作成可能だが、正直言って使い勝手はイマイチだ。そこでオススメしたいのが「音声メモ」というアプリである。
「音声メモ」は、スマホに話かけるだけでドンドン音声を文字に変換し、メモとして保存できる便利なアプリだが、Googleアカウントとの同期も可能なのがポイント。たとえば、その場で決まった予定を音声入力することでGoogleカレンダーに登録され、リマインダーで通知することも可能となっている。もちろん、アイディアフラッシュの備忘録やオンライン会議の議事録といったビジネスシーンでも幅広く活用できるので、デキるビジネスパーソンなら、ぜひ一度使ってみてほしい。
「音声メモ」アプリをスマホにインストールしたらさっそく使ってみよう。まず、認識言語を「日本語」に設定したら、あとから検索しやすいようにカテゴリを作っておこう。たとえば、会社の議事録を記録する場合は「社内MTG」、買い物や家庭での用件は「プライベート」といった具合だ。
カテゴリを設定したら実際に音声でメモを記録してみよう。タブで画面を切り替えると自動で音声入力がスタートするので、スマホのマイクに向かって話し始めればいい。「音声メモ」の音声認識精度は非常に高く、Playストアのレビューでもユーザーから高評価を得ているほど。普通にスマホに話しかけるだけでドンドン音声が文字に変換されるのが気持ちいい。もちろん、運転中や荷物を持っていて片手が塞がっているような状況でも、キーボードによる文字入力をする必要はないので非常に便利なのである。
「音声メモ」アプリがほかのメモアプリと大きく異なるのが、Googleアカウントと同期してリマインダーが使えること。たとえば、打ち合わせで急に決まった予定を、音声入力でリマインダーに登録しておけば、うっかりミスを未然に防げるだろう。
もちろん、パソコンやタブレットなどAndroidスマホ以外の端末からでも、「音声メモ」アプリで登録したタスクやスケジュールをGoogleカレンダー上で確認することができる。このように、「音声メモ」アプリは単なる“音声メモアプリ”にとどまらず、スケジュール管理までできる優れモノなのだ。
いかがだろうか? オンライン会議の議事録やスケジュールの管理など、やるべきことを見える化するのに「音声メモ」は役立つはずだ。ただし、音声入力する際は、外部に秘密が漏れないよう、仕事関連の情報は周りの環境に十分注意して実行してほしい。
●音声メモ(Android)は→こちら