日本でもフリーWi-Fiが増えてきたが、そのことで逆に接続したくないWi-Fiにスマホが接続しようとしてうっとうしくなることがある。そんなときはWi-Fi自動接続アプリの「タウンWiFi」がおすすめ。本来はWi-Fiに接続するためのアプリだが、接続したくないWi-Fiを指定することもできるのだ!
特定のWi-Fiだけ接続できなくする設定が便利!
スマホのデータ通信量を節約するのにフリーWi-Fiが役に立つが、スマホで中途半端な強度のWi-Fiに接続しようとすると、なかなか接続できずWebサイトの表示が遅くなってイライラすることがある。そんなときに役立つアプリが「タウンWiFi」だ。
この「タウンWiFi」は、本来、フリーWi-Fiに自動的に接続してくれる便利なアプリ。一度接続していれば、接続画面でパスワードなどを入力してなくてもよくなるのが超便利。実際にタウンWi-Fiをオンにして街中を歩くと、ドンドンいろんなWi-Fiに接続されるので、スマホのデータ通信料を節約するのに役立つのだ。
そんな便利な「タウンWiFi」だが、実は特定のWi-Fiに自動接続させない機能も持っている。この機能を使えば、中途半端な強度のWi-Fiやセキュリティの甘いWi-Fiなどには接続しないように設定できるのである。これは便利!
画面のウィザードに従って初期設定を進める。設定が完了するとこの画面が表示されるので、あとは自動的に適切なWi-Fiに接続される。ただし、iPhoneの場合は、Wi-Fi接続するためのプロファイルをインストールする必要がある
Wi-Fiをオンにすれば、自動的に適切なフリーWi-Fiに接続してくれる。もちろん、自宅や会社のWi-Fiも、過去に接続していれば自動接続される
トップ画面の左上の「設定」をタップすると、メニューが表示される。ここで「自動接続しないWiFiを管理」を選択しよう
接続したくないWi-Fiを選べば、「自動接続しない」と表示される。これで設定は完了だ
バッテリーの節約やセキュリティの強化もできる!
(Image:Shutterstock.com)
街中にあるフリーWi-Fiに自動接続できる便利な「タウンWiFi」だが、利用する際には多少、気を付けたいこともある。
たとえば、Wi-Fi接続するのにWi-Fiを検出するときはスマホのバッテリーをかなり消費するので、「遅いWiFiに接続しない」をオンにしたり、「電波が弱くなったら切断する」などは常にオンにしておきたい。これで、スマホのバッテリーを節約できるはずだ。また、パスワードが設定されていないフリーWi-Fiは非常に危険。最悪の場合は通信内容を盗まれる可能性もあるので、「WiFi通信を保護」はオンにしておいたほうが良いだろう。
このように「タウンWiFi」を使えば、スマホのデータ通信量を節約したりWi-Fiのセキュリティなどを強化することもできるのだ。