2018年9月に発売された「iPhoneXS」。iPhoneのハイエンドモデルとして颯爽と登場し、撮影後に写真の「ボケ」を調節できる「深度コントロール」が話題に。しかし、実はiPhoneXでも撮影後にボケは調整できる。今回はその方法について紹介したい。
「Focos」アプリを使えば撮影後にボケを調節できる
結論から言ってしまえば、「Focos」というアプリを使えば撮影後であっても写真の「ボケ」を調節できる。
「Foc”u”s」ではなく「Foc”o”s」なのでその点は重々注意されたし。
Appストアで2,080件もレビューがあるにも関わらず、評価は「星4.5」。バチバチに叩かれることもあるAppストアレビューでこの数値。これだけでFocosが優れたアプリだといことがわかる。
使い方はいたって簡単。
1:iPhoneの「ポートレートモード」で撮影
2:アプリを起動
3:ボケを調整
画面に左下にある「サイズ」をタップ
赤枠を左右に調節するだけ
それだけでこんなに「ボカせる」。しかもFocosがすごいのはこれだけではない。
ボケを調節できるだけでなく、ボカし方や色味も調節できてしまう。もちろん無料で。なんということだ。
いらないではないか、iPhoneXS!
ポートレートモードで撮影していることが大前提
(Image:leungchopan / Shutterstock.com)
ただ、このアプリを使う上で一つだけ注意して欲しいことがある。それが「ポートレートモードで撮影すること」だ。
通常モードで撮影しても後から調節はできない。そのため、このアプリを使えるのは、必然的にiPhone 7 Plus以降の機種を持っている人に限られる。
もしそれ以前の機種を使っているのであれば、これを機に買い替えるのも一つの手だ。
夜景撮影にこだわらないのであれば、買い替えの必要はなし!「iPhoneX」×「Focos」で十分だ。
たしかにiPhoneXSのカメラ性能はすごい。夜景撮影に関していえば、iPhoneXよりもかなり精度が向上しているのは間違いないだろう。が、言い変えれば「夜景撮影以外は、iPhoneX×Focosアプリで十分」ということだ。正直言ってカメラ以外にiPhoneXSへ買い替える理由は見当たらない。だって単なるマイナーチェンジだもの。
実際、僕はiPhone Xからの買い替えは2019年に新モデルが発売されてからにしようと思っている。
あなたはどうする?ではでは。