毎月何十億円ものお金が動くスマホゲーム業界だが、その詳細な売上金額は公開されていない。そこでここでは、公式のランキングから売上を予測する「Game-i」の情報を元に、毎月のスマホゲームセールスランキングを紹介しよう。2021年9月末時点でのランキングでは3位モンスト、2位FGOだったが、1位は返り咲いたあの人気ゲームだった!
セールスランキングでゲームの人気がすぐにわかる!
スマホゲームの売上ランキングはアプリの公式サイトで公開されているため、ある程度の売上が予測できるが、セルラン分析サイト「Game-i」では、公開されている売上げランキングとゲーム関連上場企業の決算発表から売上実績を抽出し、独自の予測値を算出。その数値によって毎月の予想セルランを発表している。また、公式に公開されているランキングはiOSとAndroidの公式ストアを利用しているため、それ以外の売上は考慮されていない。そのため、ここで紹介するランキングはあくまで予測値であること、そして、『ピッコマ』や『LINEマンガ』といったゲーム以外のアプリは除外していることをご了承願いたい。
それでは早速2021年9月末時点のセールスランキングを発表していこう。3位モンスト、2位FGOを押さえて1位を獲得したタイトルはどれだろうか?
第5位 パズル&ドラゴンズ
メーカー GungHo Online Entertainment, Inc.
2021年9月売上予測:約33.53億円
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今回の第5位は、毎月安定した売上を誇る『パズル&ドラゴンズ』が獲得した。Android版リリース9周年イベントがあり、キャラクター育成に有利になるアイテムが獲得できるダンジョンが配信され、老舗の強さを見せた。そのため、イベント開始時の中旬辺りから順位は急上昇している。また、9月18日から『スター・ウォーズ』とのコラボも開始され、往年のアナキンやルーク、ハン・ソロが登場し、往年のファンから注目されていた。
第4位 ドラゴンクエストウォーク
メーカー SQUARE ENIX INC
2021年9月売上予測:約35.16億円
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緊急事態宣言下で出歩きにくいものの、しっかり第4位に食い込んだのが、位置測位ゲームの代表格『ドラゴンクエストウォーク』だ。9月で2周年を迎えることもあり、大型イベントが実施されたことが大きな要因のひとつ。また、9月12日からイベントが開始され、そこから急上昇しているのが分かる。ゲーム内のアイテム以外にも、オリジナルAmazonギフト券の抽選などもあり、ファンには嬉しい企画が満載だ。
第3位 モンスターストライク
メーカー XFLAG, Inc.
2021年9月売上予測:約37.00億円
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今回、第3位を獲得したのが『モンスターストライク』だ。こちらも老舗スマホゲームで、【もうすぐ8周年!】と銘打ち、以前の復刻ガチャなどで8周年の機運を高め、一大イベントの準備期間としている。今後も人気アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』とコラボした際の楽曲が配信されたり、ゲーム以外の注目度も高いのが特徴だ。8周年イベントに向けてどんなことを仕掛けてくるのか、今から楽しみだ。
第2位 Fate/Grand Order(フェイト/グランドオーダー)
メーカー Aniplex Inc.
2021年9月売上予測:約67.10億円
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今月も順調に高い順位を維持し続け、第2位にランクインしたのは、『Fate/Grand Order(フェイトグランドオーダー)』だ。9月上旬には「カルデア・サマーアドベンチャー」と題したピックアップガチャが設定され、多くのファンが集中。3弾目まで用意され、長い期間高順位をキープしていた。10月も「「MELTY BLOOD: TYPE LUMINA」セイバー参戦記念ピックアップ召喚」が用意されているため、まだまだこの勢いは衰えないだろう。
第1位 ウマ娘 プリティーダービー
メーカー Cygames, Inc.
2021年9月売上予測:約94.47億円
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前回のランキングでは2位に甘んじたものの、今回、見事に1位に返り咲いたのは、競走馬を擬人化させた『ウマ娘 プリティーダービー』だった。新規イベント「アオハル杯」「ヴァルゴ杯」を配信し、新規ウマ娘に「アグネスデジタル」が参戦。勢いが復活した形である。また、細かいUIのアップデートもあり、より遊びやすくなったのも1位獲得の要因だろう。スマホゲームは基本的に毎日コツコツ遊ぶため、遊びやすさがとても重要になる。ユーザーの声を聞いて、遊びやすさを改善する姿勢は高く評価したい。
出典元:Game-iは→こちら