「上司ガチャ」に外れたと感じる嫌な上司の特徴は? 外れた経験のある人は6割以上

2021年の流行語大賞でトップ10にも選ばれた「親ガチャ」というワード。これは「親は自分で選べない」という意味から生まれた言葉だが、最近その派生として「上司ガチャ」という言葉も生まれているという。果たして上司ガチャに失敗した経験のある人はどの程度いるのだろうか。また、外れたと感じる上司はどんな特徴を持っているのだろうか。

今回は転職メディア「転職サイト比較Plus」によるアンケート結果から、世の中のサラリーマンが直面している上司ガチャの実情について紹介していく。

上司ガチャに外れた経験のある人は約6割!

「上司ガチャしっぱいしたことない」という人は少数派である幸運を喜ぼう(「転職サイト比較plus」調べ)

調査対象は20歳から59歳の、全国の男女2,402人。調査結果からすると上司ガチャに失敗した経験がある人は60.1%と、半数以上の人が嫌な上司にあたった経験があるそう。

ここでの「上司ガチャ」とは、配属後にランダムに割り振られる上司のことであり、自分の教育担当となる直属の上司のこと。自分自身のこの先の仕事理解度や業務知識の習熟度にも関連することから、誰もが「デキるサラリーマン」を望むだろうが、残念ながら自分では選べない。人には相性があるため、上司ガチャに当たるほうが稀なのだろう。

実際に、「上司ガチャに失敗した結果どうしましたか?」という質問に対して「そのまま働き続けた」と答えた人が59.2%。約6割が「そんなもんだ」と思ってあきらめているようだ。

続いては、どんな上司を「ハズレ」だと感じるのか見ていく。

少数だが「手柄を横取りする」「男尊女卑が激しい」という時代錯誤な上司も…(「転職サイト比較plus」調べ)

続いては、上司ガチャに失敗したと回答した約6割に、「上司のどんなところが嫌だったか」を質問。第3位は「嫌味が多い」という回答だった。「言葉の選び方が適切でない。言われた側の気持ちを考えることができない」という声が挙がっており、そこまでくると上司うんぬんというより人間としてどうなのかという気もしてくる。

第2位は「態度が人によって違う」。お気に入りの部下を贔屓(ひいき)したり、お偉方にはこびへつらうが部下に対してはきつく当たるなど、イヤな上司の典型例といえるかもしれない。「人によって態度を変えたり、自分の仕事を他の人に回したり、自分の都合の良いシフトを作ったりしていた」という回答が見られ、自分中心で仕事をしようとする上司は嫌われるのが当然だろう。

第1位は「高圧的」。2位の回答に似たところがあるが、部下に対して人当たりが悪い上司が最も嫌われるようだ。「異動して新会社でみんなが大変なのに上司陣全員がパワハラ。怒鳴り苛々をぶつけてきた」「フロア中に響き渡る声で怒鳴り散らすところが嫌だった」など、高圧的というよりは怒鳴る上司が最もハズレだと感じるのかもしれない。

いかがだろうか。上司ガチャに外れた場合は毎日出勤するのが苦になり、仕事をやめたくなるかもしれないが、他の会社に行っても上司ガチャに成功するとは限らない。それよりは、ハズレの上司から何か学ぶことがないか探したり、上司の上司に相談したりと別の解決策を探すのをおすすめする。

出典元:上司ガチャに失敗した時の対処法とリセマラ転職の注意点を解説!【転職サイト比較Plus

オトナライフ編集部
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