Excelの数値入力で先頭に「0」を付けると、そのゼロは消えてしまいます。原因はデフォルトの書式設定。設定を変更すればゼロを表示可能です。本記事ではExcelで先頭に入力した「0」を表示する方法について、画像付きで解説します。
Excelで先頭に入力した「0」が消える理由
Excelで数値の先頭に「0」を入力すると、入力したはずの「0」が消えてしまいます。Excelで番号などのデータを管理するときに困ることがあるでしょう。
セルの書式設定を利用して先頭の「0」を表示する方法
セルの書式設定を変更して、数値の先頭の「0」を表示する方法は下記2つです。
・「0」を数値として入力する場合
・「0」を文字列として入力する場合
「0」を数値として入力する場合
先頭にゼロを入力したセルをそのまま「数値」として扱いたい場合は、下記の手順でセルの書式設定を変更しましょう。
「0」を文字列として入力する場合
先頭にゼロを入力したセルを「文字列」として扱う場合は、下記の手順でセルの書式設定を変更しましょう。
先頭の「0」を表示するその他の方法
Excelで先頭の「0」を表示するために有効な、下記2つの方法もあわせて解説します。
・「’(アポストロフィー)」を付ける方法
・TEXT関数を利用する方法
「’(アポストロフィー)」を付ける方法
数値先頭の「0」の前にさらに「’(アポストロフィー)」を付けると、自動的に書式設定が文字列になります。
TEXT関数を利用する方法
「TEXT関数」を利用することでも先頭の「0」を表示できます。ちなみにTEXT関数は、任意のセルの数値を文字列として表示するための関数です。
まとめ
Excelで数値先頭の「0」を表示したい場合は、「セルの書式設定」でトータルの桁数分だけゼロを入力しましょう。文字列として扱っても問題ない場合は、「数値の書式」で「文字列」を選択すればOK。それ以外の方法もありますが、基本的にはこの2つがおすすめです。