Excelで数値の差を求めている時に、結果が負の数になり困った経験はありませんか?もちろん1つずつ修正すれば正の数に戻せますが、ABS関数を使えばもっと簡単にかつ正確に修正することが可能です。
今回はExcelで絶対値を表示、計算する方法と、ABS関数について画像付きで分かりやすくご紹介します!
Excelで「絶対値」を計算/表示するには
まず絶対値とは何か、簡単に解説します。
絶対値への変換はABS関数を使うことで、手作業で修正せずとも簡単に可能です。
Excelの「ABS関数」の使い方
以下にABS関数の基本的な使い方や、実際の計算方法について画像付きでご紹介します。
ABS関数の基本的な使い方
ABS関数は主に負(マイナス)の数字に使用します。正の数に使用しても変化はないので、その点は注意しましょう。
ABS関数の足し算・引き算
ABS関数で表示された数値は、通常通り計算が可能です。今回は足し算と引き算を実際に行ってみましょう。
今回はABS関数の中にセル番号を入力していますが、「=ABS(20-60)」のように、カッコの中に数字を直接入力しても正しく機能します。
また、以下のような足し算と引き算の組み合わせも可能です。
Excelで絶対値の合計を求める方法
次はABS関数を使った後に、合計を求める方法をご紹介します。
Excelでの絶対値の計算は「年齢の計算」にも便利
ABS関数は年齢の計算などにおいて、柔軟に活用できます。
その他にも拠点間の距離の差を求める場合などでもABS関数を活用することが可能です。
絶対値を使う機会があれば、ABS関数を積極的に活用していきましょう!
まとめ
今回はExcelで絶対値を表示、計算させる方法についてご紹介しました。
差を求める時にどうしてもマイナスが表示された場合、1つずつ値を直すのは手間がかかるもの。しかし、ABS関数を使うことで簡単に処理することが可能。負の数を正の数に変換したいときはABS関数を活用して、Excelをもっと効率的に活用できるようになりましょう!
※サムネイル画像(Image:monticello / Shutterstock.com)