Excelで「見やすい表」を作ることに困っていませんか?書式を統一したり、テーブル機能を活用することで表作成を効率化しつつ、表の見やすさ、分かりやすさを向上させることが可能。今回はExcelで表の作成方法や、テーブル機能の活用方法など、基本から応用までを画像付きで分かりやすくご紹介します。
Excelの基本的な表の作り方
まずは、基本的なExcelの表の作成方法について、順にご紹介します。
行や列の追加を行う場合は表を「テーブル」にする
作成した表に以後データを追加しない場合は、このままでも問題ありません。しかし、先程のExcelを例に挙げると、更に8月や9月の売上を入力する場合やEさん、Fさんなどの人数を追加する場合もあるでしょう。行や列を追加する場合、「テーブル」に変換することをおすすめします。
通常の表からテーブルに変換することによって、以下のようなメリットがあります。
●行や列を追加した時に、自動的に書式が反映される
●数式の入力や変更が、すべての行に反映する
テーブルに変換する方法について、画像付きで詳しくご紹介します。
表をテーブルに変換する方法
はじめに、作成した表をテーブルに変換する方法について順番にご紹介します。
表をテーブルにするメリット
先程もご紹介したように、テーブルに変換することで数式の入力が簡単に反映できます。
その他にも、フィルター設定も自動的に設定されるため、簡単にデータを絞り込むことも可能になります。多くのデータを集計する際にテーブルへの変換は非常に有効です。
テーブル未使用時にExcelの表の体裁を整える方法
Excelの「テーブル」を利用する場合、表は自動的に着色され、見やすく整理されます。
一方で簡単な集計程度であれば、テーブルを使用しないケースもあるでしょう。その場合、手動で表の体裁を整える必要があります。最後に、表を手動で整形する際の簡単なコツを紹介します。
文字の太さ・色や背景色を変える
文字の太さや色、セルの背景色を変更することで見やすい表が作成できます。
他にも、表の見出しの部分を太字にしたり、着色することで、更に見やすい表を作成できます。
列の幅・行の高さを変更する
行の高さや列の幅がバラバラだと、表の見栄えが悪くなってしまいます。
以下の手順で統一することが可能なため、サイズが統一されていない場合は調整してみましょう。
行の高さも同じ手順で変更することが可能です。サイズを統一して見やすい表を作成してみましょう。
印刷プレビューを確認
印刷をする前に「印刷プレビュー」を確認し、印刷範囲などを事前に確認しておきましょう。
まとめ
今回はExcelで表を作成する方法についてご紹介しました。
表を作成することはあまり難しくない一方、「見やすくする方法」や「テーブル機能の活用」となるとつまづく方もいるのではないでしょうか。今回の記事の内容を参考に、ぜひ自分で見やすい表の作成にチャレンジしてみてくださいね。