Windows 10のライセンス認証には、必ずプロダクトキーが必要になる。また、プロダクトキーにはダウンロード版・パッケージ版・DSP版と種類があり、購入することでダウンロードできる。そこで今回は、プロダクトキーの購入方法について解説していく。
【Windows 10】プロダクトキーとは?
Windows 10のライセンス認証には、必ずプロダクトキーが必要になる。では、Windows 10のプロダクトキーとは、一体どのようなものなのだろうか。Windows 10のプロダクトキーとは、パソコンにOSをインストールする際に必要である、アルファベットと数字を組み合わせたキーのことである。
このWindows 10のプロダクトキーとは、新規でOSをインストールする場合や、OSをクリーンインストールする場合に必要になる。また、古いOSをWindows 10にアップデートする場合や、MacにWindows 10をインストールする場合には、新規でプロダクトキーを購入しなければならない。
【Windows 10】プロダクトキー種類ごとの特徴やメリット・デメリットは?
Windows 10のプロダクトキーとは、パソコンにOSをインストールする際に必要である、アルファベットと数字を組み合わせたキーのことである。そして、Windows 10のプロダクトキーには種類があり、ダウンロード版・パッケージ版・DSP版の3つがある。そこでここでは、ダウンロード版・パッケージ版・DSP版、それぞれの特徴やメリット/デメリットについて解説していく。
【種類①】ダウンロード版
ダウンロード版のプロダクトキーとは、プロダクトキーをインターネットショップで購入し、OSをダウンロードするものになっている。そして、ダウンロード版には、「Windows 10 Home(32bit・64bit)」と「Windows 10 Pro(32bit・64bit)」がある。また、ダウンロード版では、一度購入すればパソコンを買い替えたとしても、使えるというメリットがあり、プロダクトキー自体をインターネットから購入するため、OSをダウンロードする際に、メディアは必要ない。
【種類②】パッケージ版
パッケージ版のプロダクトキーとは、お店やインターネットショップなどで、パッケージを購入するものになっている。パッケージの中には、USBが付属されており、プロダクトキーは箱に貼られている。OSは、パソコンにUSBを接続することで、ダウンロードできるようになっている。そして、パッケージ版には、「Windows 10 Home(32bit・64bit)」と「Windows 10 Pro(32bit・64bit)」がある。
また、パッケージ版では、一度購入すればパソコンを買い替えたとしても、使えるというメリットがある。しかし、プロダクトキー自体が箱に貼ってあるため、箱を失くしてしまうとプロダクトキーがわからなくなるというデメリットがあるので、失くさないように注意が必要になる。
【種類③】DSP版
DSP版のプロダクトキーとは、Windows 10のOSとパソコンのパーツがセットになったものになっている。DSP版の中には、DVDが付属されており、プロダクトキーは箱に貼られている。OSは、パソコンにDVDを読み込ませることで、ダウンロードできるようになっている。そして、DSP版には、「Windows 10 Home(32bit・64bit)」と「Windows 10 Pro(32bit・64bit)」がある。
しかし、パソコンのパーツが壊れてしまった場合や、パソコンを買い替えた場合には、使えなくなってしまうというデメリットがある。ただし、新しいパソコンで、DSP版に付属されていたパソコンのパーツを使えば、継続して使うことは可能になっている。
【Windows 10】プロダクトキーの価格や購入方法は?
ダウンロード版・パッケージ版・DSP版のそれぞれの特徴について理解したところで、次はプロダクトキーの価格や購入方法について解説していく。まずは、「Windows 10 Home(32bit・64bit)」の価格や購入方法について紹介する。
購入先 | ダウンロード版 (価格) |
パッケージ版 (価格) |
DSP版版 (価格) |
Microsoft | 19,360円 | なし | なし |
Amazon | 17,926円 | 18,400円 | 12,500円 |
楽天 | 18,920円 | 18,123円 | 12,480円 |
このように、「Windows 10 Home(32bit・64bit)」の価格はDSP版が一番安くなっている。ただし、価格が安い分、DSP版では使用に制限がある。購入するのであれば、ダウンロード版・パッケージ版をオススメする。購入方法は、Microsoft公式だけではなく、Amazonや楽天でも購入できるようになっている。ダウンロード版は、Microsoft公式サイトでは、価格が19,360円になっているが、Amazonや楽天で購入すると、少し安く購入できる。Microsoft公式ではなくても、Amazonや楽天で購入できるため、安く購入できるところで購入しよう。(2022年4月15日現在)
次に、「Windows 10 Pro(32bit・64bit)」の価格や購入方法について紹介する。「Windows 10 Pro(32bit・64bit)」の価格は、以下の通りになっている。
購入先 | ダウンロード版 (価格) |
パッケージ版 (価格) |
DSP版版 (価格) |
Microsoft | 28,380円 | なし | なし |
Amazon | 25,533円 | 24,800円 | 22,703円 |
楽天 | なし | 26,062円 | 17,450円 |
「Windows 10 Pro(32bit・64bit)」の購入方法も、「Windows 10 Home(32bit・64bit)」と同じようにMicrosoft公式だけではなく、Amazonや楽天で購入できるようになっている。そして、ダウンロード版では、Microsoft公式サイトでは、価格が28,380円になっているが、Amazonで購入すると、かなり安く購入できる。また、DSP版では楽天が一番安くなっている。(2022年4月15日現在)
【Windows 10】プロダクトキーを安く購入する方法は?
先ほどの価格表からもわかるとおり、「Windows 10 Home(32bit・64bit)」と「Windows 10 Pro(32bit・64bit)」のダウンロード版・パッケージ版のプロダクトキーを安く購入するには、Amazonが一番安くなっている。そして、DSP版では、楽天が一番安い。
そこでここでは、Windows 10のプロダクトキーを安く購入する方法を解説していく。プロダクトキーを安く購入する方法は、Amazonでプロダクトキーを購入することだ。なぜなら、「Windows 10 Pro(32bit・64bit)」のダウンロード版では、Microsoft公式では28,380円なのに対し、Amazonでは25,533円とかなり安く購入できるためだ。また、Amazon以外にも、さらに安く購入できるインターネットショップも存在するが、偽物も出回っておりプロダクトキーが使えない場合がある。
その点、Amazonであれば安心してプロダクトキーを購入できる。そして、何よりもAmazonではプロダクトキーを保管してくれるサービスがある。これは、ダウンロード版のみのサービスになっているが、万が一、プロダクトキーを忘れてしまっても、Amazonで確認できるため非常に便利になっている。
Windows 10 Home(32bit・64bit)」や「Windows 10 Pro(32bit・64bit)」のパッケージ版では、箱をなくしてしまうと、プロダクトキーが分からなくなってしまう。しかし、ダウンロード版ではAmazonがプロダクトキーを管理してくれるためわからなくなることがないのだ。このことにより、プロダクトキーを安く購入するには、Amazonで購入するのがオススメだ。
※サムネイル画像(Image:ArieStudio / Shutterstock.com)