Google Chromeが23年にWindows 7と 8.1のサポートを終了、どうしたらいいの?

Googleは、2023年2月7日に予定されている「Chrome 110」のリリースに伴い、「Windows 7」と「Windows 8.1」のサポートを正式に終了することを発表した。古いバージョンのChromeは、サポート終了後も動作し続けるのか?Windows 7やWindows 8.1のユーザーはいったいどうすればいいのか?気になる点をいくつか見ていこう。

古いバージョンは使い続けられる?

中には、サポート終了の発表に頭を抱える方もいるのだろうか

「GoogleがWindows 7とWindows 8.1のサポートを終了する」とは、つまり「Windows 7とWindows 8.1向けに新しいバージョンのChromeがリリースされることはない」ということを指している。とは言え、古いバージョンのChromeは引き続き動作自体はする。噛み砕いて述べるのであれば、「古いバージョンは引き続き使えるものの、ソフトウェアやセキュリティの更新はしてあげません」ということだろう。

Microsoftによって、Windows 7の延長サポートが行われていたが、2022年1月14日に終了した。さらに、企業向けの有償サポートプログラム「Windows 7 Extended Security Update」も2023年1月10日に終了予定だ。併せて、Windows 8.1のサポートも2023年1月10日の終了が決定している。ちなみにMicrosoftによると、Windows 8.1の企業向けの有償サポートプログラムは提供されないとのことだ。

サポートが終了したらどうすればいい?

(Image:Paul Daniels / Shutterstock.com)

Windows 8.1の企業向けの有償サポートプログラムは提供されないのはなぜなのか…?

2023年2月7日リリースの安定版バージョン110を最後に、Google ChromeはWindows 7とWindows 8.1をサポートしなくなる、ということになる。バージョン111以降のChromeを使用するには、OSを Windows 10あるいはWindows 11に更新しなくてはならない。

Microsoftは、Windows 8.1サポートを終了した際に、「2023年1月10日以降もWindows 8.1を使用し続けると、組織がセキュリティリスクにさらされたり、コンプライアンスの義務を果たす能力に影響を与えたりする可能性があります」と呼びかけている。また、「Windows 11は、ウイルス対策、ファイアウォール、インターネット保護などをカバーする包括的なエンドツーエンドのセキュリティを備えた、これまでに構築された最も安全なWindowsです」と述べ、Windows 11への移行の利点もアピールしている。

Windows 7とWindows 8.1は、サポート終了によって、Microsoftから「問題のテクニカルサポート」「ソフトウェア更新プログラム」「セキュリティ更新プログラムまたは修正プログラム」の機能が提供されなくなる。もちろん古いバージョンで利用を続けることも可能だが、ウイルスやマルウェアのリスクが高くなることだろう。長らくユーザーであった方にとっては億劫でたまらないだろうが、ここは一つ、アップグレードしてみてはいかがだろうか…。アップグレードに関してはこちら記事を参考にしてほしい。

参照元:Sunsetting support for Windows 7 / 8.1 in early 2023【Google Chrome ヘルプ
●Windows 8.1サポートは 2023 年1月10日に終了します【Microsoft

オトナライフ編集部
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