「新しいウェブサイトに登録したいけど、何となく怪しい気がする」というとき、普段自分が使っているメールアドレスを使いたくないこともあるでしょう。そのような時に便利なのが、捨てアド(フリーメール)です。
捨てアドでサイトに登録し、安全に使えると分かった後に普段使っているメールアドレスに切り替えれば安心です。
今回は、おすすめの捨てアド(フリーメール)作成サービスを5つ紹介します。捨てアドを作るときの注意点や安全性についても紹介するので、参考にしてください。
【利用可能時間・無制限】メルアドぽいぽい | フリーアドレスを2000個まで取得可
メルアドぽいぽい(捨てメアド)は、会員登録不要でフリーアドレスを同時に最大2,000個取得できるサービスです。
・利用可能時間:無制限
・スマホアプリ:あり
・利用延長:あり
・公式サイト:メルアドぽいぽい(捨てメアド)
【利用可能時間・24時間】sute.jp | データや写真などのファイルを受信に便利
sute.jpは、24時間だけ使えるメールアドレスが取得できるサービスです。
・利用可能時間:24時間
・スマホアプリ:なし
・利用延長:あり
・公式サイト:sute.jp
【利用可能時間・一週間】ワンタイムメール | 送受信したメールの転送も可能
ワンタイムメールは、1週間だけ利用可能なメールアドレスを取得できるサービス。送受信したメールを、まとめて別のメールアドレスに転送することも可能です。
・利用可能時間:一週間
・スマホアプリ:なし
・利用延長:あり
・公式サイト:ワンタイムメール
【利用可能時間・10分】10分メール |最大100分まで利用可
10分メールは、10分間だけ利用可能なメールアドレスが取得できるサービスです。
・利用可能時間:10分
・スマホアプリ:なし
・利用延長:あり(最大100分まで)
・公式サイト:10分メール
【利用可能時間・無制限】Gmail | エイリアス機能でメールアドレスを増やすことが可能
Gmailには、一つのメールアドレスから別のアドレスを作る「エイリアス機能」があります。この機能を使えば、一つのGmailから複数個のアドレスが作成可能です。
エイリアス機能の使い方を解説します。
エイリアスアドレスとして新しいメールアドレスが作成されると、Gmail設定ページ「アカウントとインポート」の「名前」のところに新しいメールアドレスが追加されます。エイリアスアドレス宛のメールは、元のメールアドレスと同じ受信フォルダに入ります。SNSや各種ウェブサービスの登録時には、別のアドレスとして認識されるため便利です。
捨てアド(フリーメール)を利用するメリット | ポイ活などに役立つ
ポイ活では、資料請求で◎◎ポイント、ウェブサービスの登録で◎◎ポイントというようにメールアドレスの登録が必要な場合が多いですが、すべての資料請求や登録を自分のプライベートアドレスで行うのは大変です。登録後に大量のメルマガが届くことになってしまいます。捨てアドを使って登録すれば、プライベートアドレスとポイ活用のアドレスを分けられるため便利です。
捨てアド(フリーメール)を利用するメリット | 使い勝手が良い
気になる新しいウェブサイトに登録するときにプライベートのアドレスを使用するのが怖い場合は捨てアドを使って登録すると安心です。使用期限が切れた捨てアドが他人に再利用されることも基本的にありません。捨てアドを使ってメールの送受信を行うときに、できるだけ自分の個人情報を書かないようにすればより安全です。
捨てアド(フリーメール)を利用するデメリット | 利用可能時間に制限があることが多い
サービスの中には利用可能時間に制限があり、一定時間を過ぎるとメールが読めなくなることがあります。捨てアドが欲しいが利用時間の制限がゆるいもの、もしくは無制限がいい場合は「Gmaiのエイリアス機能」か「メルアドぽいぽい」がおすすめです。
捨てアド(フリーメール)を利用するデメリット | 一部セキュリティに懸念がある
捨てアド(フリーメール)には、メルアドぽいぽいのようにきちんと暗号化されているものや2段階認証に対応している安全性が高いサービスもあります。
一方で、sute.jpはメールアドレスを作成した直後は受信トレイの保護がされていません。そのためメールアドレスを知っている利用者であれば、誰でも受信トレイにアクセス可能です。プライバシーを守るためにはパスワード保護の設定を行う必要があります。
パスワード保護が面倒な人や高度なセキュリティを求める場合、sute.jpはセキュリティ面でやや懸念があります。個人情報などのプライベート情報を捨てアド内で扱わないなど、あくまで「捨てアド」と割り切って使うことを意識しましょう。
捨てアド(フリーメール)の取得や利用についてよくある質問
捨てアドの取得や利用についてよくある疑問を紹介します。
捨てアドでTwitterに登録することは可能?
可能です。
使用期限が切れた捨てアドは他人に再利用されることはある?
基本的にありません。ただし、捨てアドのドメイン使用の期限が切れたり、捨てアド事業者がドメインを他人に譲渡したりした場合は、他人(第三者)に自分が過去に使った捨てアドのドメインが渡る可能性はあります。
捨てアドはネットカフェのPCで取得/利用することもできる?
可能です。
捨てアドで登録できないウェブサービスに登録する方法は?
捨てアドで作成したドメインの登録を、サービス側が一括して規制していることも多くあります。その場合は、Gmailのエイリアス機能を使って捨てアドを作り、Gmailドメインで登録するのがおすすめです。
まとめ
自分のプライベートのメールアドレスを利用したくないときや気になるウェブサービスの登録時に便利ですが、個人情報を記載しないようにしてあくまでも「捨てアド」と割り切って利用することが大切です。
セキュリティ面が気になる場合や捨てアドで登録できない場合は、Gmailのエイリアス機能を使ってメールアドレスを作成してみると良いでしょう。
※サムネイル画像は(Image:「メルアドぽいぽい(捨てメアド)」公式サイトより引用)