いまや生活に欠かせないインターネット回線ですが、世の人たちは利用中の回線の見直しをおこなう上で、どのような点を重視しているのでしょうか。本記事ではそんな「インターネット回線見直しの実態」についての調査結果を見ていきます。
約7割の人が「4年以上」インターネット回線の見直しをしていない
インターネット回線事業をおこなう株式会社ITSUKIは、自宅にインターネット回線を導入している20代~60代の男女337名を対象に、「インターネット回線の見直し」について調査を実施。
最初に、「現在のインターネット回線を契約してからどれくらい経つか」を質問すると、「4年以上」と回答した人が最も多く、69.1%と大きく半数を超える結果となりました。次いで2位が「3年以内」の13.4%、3位が「2年以内」の8.0%、4位が「1年以内」の5.0%、5位が「半年以内」の3.6%、6位が「3カ月以内」で0.9%でした。
7割近い人が4年以上も見直しをしていないことから、なんとなく契約したままになってしまっているといった様子が伺えます。通信の速度や安定性など、当初の状態から悪い変化が見られなければなんとなくそのまま使い続けてしまうのかもしれません。
インターネット回線契約の決め手となるのは「料金」と「通信速度」
次に、「現在契約しているインターネット回線を契約した決め手」について質問。すると、1位は「料金で」で52.8%、2位は「通信速度」で37.3%、3位が「開通までのスピード」で16.0%、4位が「通信容量」で13.0%、5位が「家電量販店の店員等からの薦め」で10.0%という結果となりました。
この結果から、多くの人がインターネット回線に求めているのは「料金」と「通信速度」だということがわかります。たしかに、ストレスなく動画視聴などをおこなえて、かつ低価格で利用できるのであれば、それ以上求めるものはないという気もします。
44.5%が契約したインターネット回線を一度も見直ししていないことが判明
続いて、「過去にインターネット回線を見直したことがあるか」と尋ねたところ、55.5%が「はい」、44.5%が「いいえ」と回答しました。過半数とまではいかないものの、半数近くの人が契約したインターネット回線をその後一度も見直していないことが判明。目に見えて不具合がなければ、いつの間にかそのまま使い続けているといったところでしょうか。