【Windows 11】パソコンを購入したら最初に見直すべき設定6選 みんな意外と知らない!

【4】「プライバシーとセキュリティ」の設定を見直す

パソコンを不正アクセスから守ってくれる「プライバシーとセキュリティ」ですが、実は初期状態のままだと、Microsoftにパソコンの使用状況を定期的に送信してしまいます。

もちろん、個人が特定されるような情報は含まれませんが、自分のパソコンの使用状況が勝手に送信されるのは、あまり気分が良くありませんよね。

そのようなときは、プライバシーとセキュリティのなかから、「全般」「診断」「フィードバックアクティビティ履歴」といった項目をオフにしておいたほうがいいでしょう。

プライバシーとセキュリティの項目をオフにする手順

【4】「プライバシーとセキュリティ」の設定を見直す1

まず、タスクバーの「Windows」アイコンをクリックして、メニューから「設定」を開きます

【4】「プライバシーとセキュリティ」の設定を見直す2

次に左メニューで「プライバシーとセキュリティ」を選択し、「全般」「診断とフィードバック」「アクティビティの履歴」の3カ所の設定を変更しましょう

【4】「プライバシーとセキュリティ」の設定を見直す3

「全般」の項目を開いたら、すべてのスイッチをオフにします

【4】「プライバシーとセキュリティ」の設定を見直す4

「診断とフィードバック」では、「オプションの診断データを送信する」のスイッチをオフにしておきましょう

【4】「プライバシーとセキュリティ」の設定を見直す5

「アクティビティの履歴」では、「このデバイスでのアクティビティの履歴を保存する」のスイッチをオフにします

【5】「Google日本語入力」をインストールする

「Google 日本語入力」は、Googleが開発した無料の日本語入力システム。インターネット上から辞書を生成する機能を備えているため、日付や住所などが変換で一発入力できるようになったり、ネットで話題のトレンドワードにも対応します。

Google 日本語入力は、Windows標準の「MS-IME」よりも変換可能な単語が多いですし、タイプミスへの対応能力も高くなっているので、初期段階でGoogle 日本語入力を導入しておくのをオススメします。

もし、Google 日本語入力が使いにくいと感じたら、タスクバーから簡単にMS-IMEに切り替えもできるので、ぜひ一度試してみてください。

●Google日本語入力(入手先)は→こちら

Google日本語入力のインストール手順

【5】「Google日本語入力」をインストールする1

「Google日本語入力」は、Googleの公式サイトから無料で入手できます。まずは、「WINDOWS版をダウンロード」をクリックしましょう

【5】「Google日本語入力」をインストールする2

「同意してインストール」をクリックすると(上写真)、ソフトがダウンロードされますので、パソコンにインストールします(下写真)。なお、オプションにチェックを入れなくてもダウンロードは可能です

【5】「Google日本語入力」をインストールする3

インストールが終わると、このような表示が出ますので、内容を確認して「OK」を押します

【5】「Google日本語入力」をインストールする4

タスクバーに「Google日本語入力」のアイコンが追加され、これをクリックするといつでも「MS-IME」と切り替えることができます

【6】タスクバーをさらに使いやすくする

Windows 10からWindows 11に乗り換えて最初に違和感を覚えるのが、タスクバーの中央にアイコンが置かれていることでしょう。

もちろん、これはWindows 10のように左端に寄せることも可能ですので、使いにくいと感じたら設定変更しておきましょう。

まず、タスクバーの何もないところを右クリックすると、「タスクバーの設定」が表示されるので、これをクリック。次に、タスクバーの配置を「左揃え」に変更すればOKです。

タスクバーのアイコン配置を左端に寄せる手順

【6】タスクバーをさらに使いやすくする1

まず、タスクバーの何もない場所を右クリックすると「タスクバーの設定」が表示されるので、これを選択します

【6】タスクバーをさらに使いやすくする2

すると、設定画面が開くので「タスク バーの動作」の右側にある「△」を押して表示される「タスク バーの配置」で「左揃え」を選択しましょう。これでアイコンが左側に寄ります

また、タスクバーにはあまり使わないアイコンも置かれているので、不要なら、やはりタスクバーの設定画面ですべてオフにしておけばいいでしょう。

タスクバーのいらないアイコンを非表示にする手順

【6】タスクバーをさらに使いやすくする3

タスク バー項目にある「WindowsのCopilot(プレビュー)」「タスク ビュー」「ウィジェット」のスイッチをオフにすれば、これらはタスクバーに表示されなくなります

まとめ

いかがでしょうか? 今回はWindows 11パソコンを購入したら、すぐに変更したい設定を6つ紹介しました。

なかには「Microsoft Defenderだけでは危ない」「OneDriveは必要だ」「Google日本語入力は使いにくい」といった意見もあると思いますので、自分で必要だと感じたものだけ変更すればいいでしょう。

すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

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