Gmailを共用できる端末でログアウトし忘れたとき遠隔操作でログアウトする方法

Gmailは、自分の端末が手元になくても、ネットに繋がっている端末さえあればいつでもメールのチェックができる。非常に便利なのだが、共用できる端末でチェックしてログアウトを忘れると不正アクセスの危険がある。もしログアウトを忘れたのなら、遠隔操作ですぐにログアウトしよう。

Gmailを遠隔操作でログアウトさせる

 空港やホテルなどに設置されている端末など、公共の場で利用できるパソコンはちょっとした調べものやメールチェックに使うことがある。そのときに注意したいのがログアウト忘れだ。もしGmailを使ってログアウトを忘れてしまうと、次に使う人にメールの内容を見られてしまう恐れがある。これ以外のシーンでも、家族と共用している端末、オフィスで共用している端末、マンガ喫茶などの端末など、第三者が使う恐れがある端末でのログアウト忘れは致命的だ。
 明らかにログアウトを忘れた場合だけでなく、ログアウトしたかどうか覚えていないようなときは、ログイン中になっていないかをチェックしたほうがいいだろう。Gmailなら、手元にある端末から「Googleアカウント」にアクセスすればログイン中の端末を確認することができる。万が一ログイン中のままなら、即座にログアウトさせることも可能だ。

スマホやパソコンのブラウザーから「Googleアカウント」の「お使いの端末」(https://myaccount.google.com/device-activity)にアクセスする。ブラウザーでログインしていない場合は「ログイン」をタップし、Googleアカウントを入力してログインする

Googleアカウントのセキュリティタブが開くので、「お使いのデバイス」欄にある「デバイスを管理」をタップする

現在ログインしている端末が一覧で表示される。ログアウトを忘れた端末があれば、端末欄の「⋮」→「ログアウト」をタップする。これで強制的にログアウトされる

第三者が使える端末でのログアウト忘れは、セキュリティ上非常に問題がある。特にメールは重要なやり取りをしていることも多いので、絶対に注意したいところ。ログアウトは結構忘れやすいものなので、定期的に確認しておくのがお勧めだ。

文=岩渕茂/フリーライター

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