ビジネスパーソンの多くが持っているであろうビジネス手帳。日々の作業やアポイントが書き込まれたこの手帳無しには、毎日の仕事もままならなくなるはずだ。しかし人によっては予定を書くだけでなく、もっと違った使い方で自らのスキルアップにつなげてこっそりと周りとの差をつけているのだ。
今回は、できるビジネスパーソンが取り入れている、自分を高める手帳術をご紹介する。
まずはあなたに合った手帳を見つけよう
ビジネス手帳とひとくくりに言っても、大きさもページ構成も様々。1日を1ページ丸々使って書ける「デイリータイプ」や、1週間の予定をひと目で確認しやすい「ウィークリータイプ」などが存在する。あなたが書き込みたい情報量は仕事によって異なってくるため、自分に適したサイズを模索するところから始めよう。
【できるビジネスパーソンの手帳術】
1.目的・目標を書き込む
あなたが何を目的に今の仕事に励んでいるかや現在の目標などを、手帳の1ページ目など日々目にする部分に書き込んでおこう。
当然ながら仕事というものは、あなたが楽しいと思える仕事ばかりではないはずだ。忙しさのあまりやりたいことを忘れてしまい気落ちしてしまうこともあるだろう。そんなとき書き込んだ内容を確認して、自分がなんのためにこの仕事に就いたか目的を思い出したり、直近で目指すべき目標を再確認したりすることで、自らのモチベーションを維持してもらいたい。
2.手帳で仕事の全体像を把握する
日々の予定だけでなく、それぞれの案件の進捗度やあなたがすべきタスク、何気なく気づいたポイントなども書き込んでみよう。
案件の詳細を書き出すことで、自分の頭の中を整理し考えをまとめる効果が期待できたり、書き溜めておいたちょっとした気づきから新たなアイデアが浮かんでくることもあるだろう。さらに案件の全体像を認識しておくことで、どこかのフェーズで予想外のトラブルに見舞われた際にも、以降のスケジュールを組み直す作業が容易になる。
考え抜くだけでなく一度距離を置いて案件を俯瞰することが、あなたの仕事のクオリティを高めることにつながるはずだ。
3.毎日の振り返りで改善を繰り返す
その日の仕事上で起こった小さなトラブルなども、手帳に逐一書き留めておく習慣をつけよう。
「トラブルが起きないようにするために自分に何ができたか」「同じことが起きた場合にどう対処すべきか」など、自分の仕事をより円滑に回すための反省・改善を日々意識することで、自分の成長につながるはずだ。
これら3点を習慣づけられれば、「常にモチベーションを維持し、全体を把握しながら、一度起こったトラブルは即座に解決できる」スキルを身につけることになるだろう。効果的な手帳術を駆使して、ビジネスパーソンとしてさらなる成長を遂げてもらいたい。
参照元:「本気で差をつけたい人の手帳の使い方とおすすめビジネス手帳」は→こちら