Googleが新機能実装でさらに便利に! グーグル先生の気遣いがヤバ過ぎるとの声も

Googleの検索結果が、よりユーザーフレンドリーになるらしい。これまでは「スマー“テ”フォン」と入力しても、自動的に「スマー“ト”フォン」の検索結果が表示されるなど、先回りの気遣いがなされていたGoogle検索。しかし今後はこの検索結果の前に「検索条件と十分に一致する結果が見つかりません」という一文が添えられるようになるという。
今回は、単に高性能になるだけに留まらないGoogleの新たな進化についてお伝えしていきたい。

新機能でユーザビリティ向上を図るGoogle

(Image:achinthamb / Shutterstock.com)

Googleは世界トップクラスのIT企業でもある

 Googleが2月15日に日本語版の公式ブログで明らかにしたところによると、これまでは“入力ミスを検出し正しいワードを予測するシステムで意図した検索語句に合致するページ”や、“関連する言葉やコンセプトを手がかりに、探していることにマッチする情報”が表示されていたのだという。つまり私たちユーザーが入力したワードは、GoogleのAIで検討され、場合によってはAIが「こちらのワードが正しいのでは」と自動的に判断して検索結果を表示していたのだ。まさにGoogleの高性能AIの力をいかんなく発揮したシステムとなっていた。
 しかし今後はそうした検索結果の上に「検索条件と十分に一致する結果が見つかりません」というメッセージを表示する機能を実装。2月中旬から運用が始まっているという。単語がマイナーすぎるあまり自動的に検索結果を挿げ替えられていたときにも、即座に気づけるようになったのだ。また同時に、「『ケーキの作り方』ではなく、『ケーキのレシピ』でお試しください」といった検索の「ヒント」も表示されることも伝えられている。

うろ覚えの断片的な情報からでも正解を導き出す優秀さは驚異的だ

 GoogleのAIが優秀すぎるあまり、ユーザーが勘違いしてしまいがちだった部分を解消する今回の変更だが、その優秀さに助けられたユーザーも少なくない。
 ネット上でも「『カップ 積む』でしっかり競技名出してくれるグーグル先生非常に有能」(「スポーツスタッキング」のこと)や「なんで秀面→秀逸に辿り着けるんだよ……賢すぎか」といった、Googleの優秀ぶりを称賛する声は枚挙にいとまがない。読者の方々も「〇〇 レシピ」「〇〇 歌詞」等の検索で“グーグル先生”のお世話になった経験があるのではないだろうか。

 今回のブログの記事でGoogleは最後に「このメッセージがより有効な時間の使い方や、探している情報にいち早くたどり着くためにお役に立つことを願っています」とユーザーへの想いをつづっている。近年はネットの検索サービスも多様化し、検索することで植林活動に貢献できる「Ecosia」や、ユーザーの個人情報を収集しないプライバシー保護の意識が強い「DuckDuckGo」など、さまざまなサービスが登場してきている。
 しかしそんな中でも、ユーザーフレンドリーな進化を止めないGoogleの輝きはこれからよりいっそう強まっていきそうだ。

参照元:Google 検索で関連性の高い情報を【Google Japan Blog

※サムネイル画像(Image:Linda Parton / Shutterstock.com)

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