「FREE Wi-Fi PASSPORT」というWi-Fiスポットを目にしたことは無いだろうか。まちでWi-Fiスポットを探そうとすると時々出てくるのが、「FREE Wi-Fi PASSPORT」だ。そこで「FREE Wi-Fi PASSPORT」の使い方を紹介する。
「FREE Wi-Fi PASSPORT」とは
「FREE Wi-Fi PASSPORT」というWi-Fiスポットを目にしたことは無いだろうか。街やショッピングモールなどでWi-Fiスポットを検索すると「FREE Wi-Fi PASSPORT」が表示される事が多い。「FREE Wi-Fi PASSPORT」という名前から見てもわかるように無料で利用できるWi-Fiスポットに見えるが、実際に「FREE Wi-Fi PASSPORT」へ接続して利用できている方は少ない印象だ。そこで本記事では「FREE Wi-Fi PASSPORT」の登録方法や接続方法を紹介するので参考にしてほしい。
はじめに、そもそも「FREE Wi-Fi PASSPORT」とはどのようなWi-Fiスポットなのか、「FREE Wi-Fi PASSPORT」というWi-Fiスポットの概要について紹介するので参考にしてほしい。
・ソフトバンクが提供する訪日外国人向けのフリーWi-Fi
「FREE Wi-Fi PASSPORT」とは、ソフトバンクが提供している主に訪日外国人の旅行者を対象としたフリーのWi-Fiスポットである。「FREE Wi-Fi PASSPORT」の利用には接続後の登録が必要だが、「FREE Wi-Fi PASSPORT」に登録すれば無料で利用できるのだ。
「FREE Wi-Fi PASSPORT」は訪日外国人向けのWi-Fiスポットだが、登録など「FREE Wi-Fi PASSPORT」の利用条件さえ満たせば、国内のユーザーでも「FREE Wi-Fi PASSPORT」に接続して無料でWi-Fiスポットを利用することができる。
・SSIDは2種類ある
なお、「FREE Wi-Fi PASSPORT」には2つのSSID(Wi-Fiスポットの名前)が存在する。「.FREE-Wi-Fi_PASSPORT」というWi-Fiスポットと「.FREE_Wi-Fi_PASSPORT_J」というWi-Fiスポットだ。末尾に「_J」がついている後者の「FREE Wi-Fi PASSPORT」であれば日本キャリアの携帯でも「FREE Wi-Fi PASSPORT」が利用できるのだ。
「FREE Wi-Fi PASSPORT」を使う方法【新規登録】
「FREE Wi-Fi PASSPORT」に接続するには登録が必要だ。「FREE Wi-Fi PASSPORT」の新規登録手順を紹介するので、これから紹介する新規登録手順を参考にして、「FREE Wi-Fi PASSPORT」の利用登録を行ってほしい。
・新規登録手順
「FREE Wi-Fi PASSPORT」の新規登録手順を紹介する。「FREE Wi-Fi PASSPORT」の新規登録手順は、「FREE Wi-Fi PASSPORT」に接続→新規登録→ログイン→利用登録という手順が必要だ。
「FREE Wi-Fi PASSPORT」を利用したいときにははじめに、「FREE Wi-Fi PASSPORT」へ接続してブラウザで表示される、「FREE Wi-Fi PASSPORT」のホーム画面の「初めての方はこちら」をタップする。これで、「FREE Wi-Fi PASSPORT」の登録に必要なメールアドレス入力画面を表示して、有効な携帯キャリアのメールアドレスを入力してメール認証を行う。ここまでが前述の新規登録手順の「新規登録」にあたる。
メールアドレスを認証すると、「FREE Wi-Fi PASSPORT」へのログインが可能になるのでメールアドレスとメールアドレスに記載されたパスワードを入力して「FREE Wi-Fi PASSPORT」にログインして、性別や年代などの利用登録を行えば新規登録手順は完了だ。この手順を行うことで「FREE Wi-Fi PASSPORT」に新規登録ができる。
・ログインできない場合は?
「FREE Wi-Fi PASSPORT」にログインできない場合、ログイン時に入力したメールアドレス・パスワードが誤っている場合が多い。正しいメールアドレス、パスワードを入力しているか再確認しよう。
「FREE Wi-Fi PASSPORT」を使う方法【接続方法】
前述の「新規登録手順」の方法で「FREE Wi-Fi PASSPORT」への利用登録が完了した。今後、「FREE Wi-Fi PASSPORT」に接続する際には、今回登録したメールアドレスとパスワードを利用して「FREE Wi-Fi PASSPORT」にログインすることで、「FREE Wi-Fi PASSPORT」へ接続することが可能だ。
「FREE Wi-Fi PASSPORT」を使うときの注意点
これまで「FREE Wi-Fi PASSPORT」を使うための登録方法や接続方法について紹介してきたが、「FREE Wi-Fi PASSPORT」を使うときには知っておきたい注意点がある。これから「FREE Wi-Fi PASSPORT」を使う上で知っておきたい注意点について紹介するので、「FREE Wi-Fi PASSPORT」を利用する方はこれから紹介する注意点を念頭に置いておこう。
・【注意点①】利用できないWi-Fiに接続された時は設定を削除する
「FREE Wi-Fi PASSPORT」に利用登録、端末で接続登録していると「FREE Wi-Fi PASSPORT」という名前のWi-Fiスポットがあった際には自動的に接続してしまうことがある。この機能は便利に思えるが注意点もある。
「FREE Wi-Fi PASSPORT」は基本的にソフトバンクのフリーWi-Fiスポットから発信されているため非常に数は多いが、不安定なものや実用に耐えない低品質なスポットが多いのが現実だ。
そのため、利用できないような「FREE Wi-Fi PASSPORT」に接続されてしまったときには一度、Wi-Fiの設定から「FREE Wi-Fi PASSPORT」を削除するのが望ましい。
・【注意点②】IDには90日間の有効期限がある
「FREE Wi-Fi PASSPORT」は冒頭でも紹介した様に、訪日外国人向けのWi-Fiスポットだ。そのため、「FREE Wi-Fi PASSPORT」は一時的な利用が想定されているため、IDに有効期限が定められている。一度登録した「FREE Wi-Fi PASSPORT」のIDの有効期限は90日間だ。それ以降は再度新規登録手順を行う必要があるので注意点として覚えておこう。
・【注意点③】通信は暗号化されていない
「FREE Wi-Fi PASSPORT」を利用する上での非常に重要な注意点として、「FREE Wi-Fi PASSPORT」で行う通信は暗号化されていないという点がある。「FREE Wi-Fi PASSPORT」はいわゆるフリーWi-Fiスポットのため、誰でも同じネットワークに接続することができる。また、「FREE Wi-Fi PASSPORT」の通信は暗号化されていないため、同じネットワーク内であれば傍受されたり書き換えられたりしてしまう可能性があるのだ。
この注意点を念頭に置いて「FREE Wi-Fi PASSPORT」での通信では重要な情報や漏れては困る情報の通信は行わないようにすることが望ましい。
「FREE Wi-Fi PASSPORT」に繋がらないときの対処法
「FREE Wi-Fi PASSPORT」に繋がらないときに行いたい対処法を紹介する。「FREE Wi-Fi PASSPORT」に繋がらないときには一度、Wi-FiをOFF・ONしてみよう。非常に手軽な対処法だが、「FREE Wi-Fi PASSPORT」に繋がらないときには効果的な対処法だ。これによって、「FREE Wi-Fi PASSPORT」の接続が一度リセットされるので効果があるのだ。
もし、これでだめな場合には、一度「FREE Wi-Fi PASSPORT」の設定自体を削除して再度、「FREE Wi-Fi PASSPORT」の接続設定を行うとよい。なお、その際には注意点で紹介したIDの有効期限が切れていないことも確認しよう。