サムスンが、28日に開催する新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」の予告動画を公開した。同動画では、新型のノートPCを思わせるデバイスの登場を示唆している。動画の最後には「最も強力なGalaxyが間もなく登場します」という文面で締めくくったサムスン。次期ノートPCはどのようなスペックなのか関心を寄せる人も多い。
また、ツイッターユーザーのAnthony氏によると、アップルのM1チップに対抗すべくExynosチップの開発が進められているという。28日で同チップ搭載の新型PCが発売されるのではないかとファンから期待を寄せる声が続々と集まっている。
新作はGalaxy Book Proか
スマートフォンをはじめとした製品が世界的に愛されているサムスン
新たなノートPCの登場でウワサされているのが新型「Galaxy Book Pro」と「Galaxy Book Pro 360」だ。海外ではすでに次期ノートPCのものと言われる画像やスペックの情報が出回っているようだ。リークアカウントのEvan BlassがTwitterに投稿した内容によると、ディスプレイサイズは13、15インチと予想され、「最新の第11世代Core i7のプロセッサが搭載されているのではないか」という情報も出てきている。また、韓国認証機関の「SafetyKorea」にこの2つのノートPCが登録されているようだ。こうした情報もあって、28日のGalaxy Unpackedでの発表にますます期待がかかっている。
最新プロセッサを搭載したパワフルなGalaxyに仕上がっているというが、価格も気になるところである。ほかにもサムスン独自のチップを組み込むなどの情報もあるが今後どのような動きを示すのだろうか。
アップルの技術開発の動きに追随するサムスン
サムスンは2020年からWindows用に設計された独自のチップ「Exynosチップセット」の開発を進めており、アップルの「M1」に対抗するチップセットとして注目を集めている。
アップルのM1の特徴は「省電力」「高性能」であり、アップルがとくに注力してきたという処理回路や動作がより効率的になったことで消費電力面では他社よりも優位に立っていると言われている。これまでは半導体メーカーの「インテル」を頼りにしてきていたアップルだが、自社開発のチップを搭載させたことで互換性も高まり、PCメーカーの他社に対して大きな影響を与えたのではないだろうか。
アップルが新たな方向性を打ち出せば、サムスンも負けじとさらなる進化を遂げていく。メーカー同士の切磋琢磨で、デジタルデバイスは今後も高度化していくことになるだろう。サムスンユーザーだけでなく、すべてのデジタルデバイスのファンがサムスンの発表を今か今かと心待ちにしている。
参照元：Samsungが「最も強力なGalaxy」の発表を予告【GIGAZINE】
※サムネイル画像（Image:Mahony / Shutterstock.com）