Windowsで使える便利なショートカットキーの利用率ランキングが公表された。1位や2位はもはや必須技能と言えるレベルのショートカットキーが並んだが、他にも意外と知らない便利なショートカットが多数ランクインした。他の人が多用するショートカットキーを知ることで、作業効率をぐっと上げられるかもしれない。
1位と2位は“コピペ”するあのショートカットキー
パソコン作業をするサラリーマンにとって、効率化に欠かせないのがショートカットキーだ。とくに時間の制約のある仕事において、作業スピードの速さは帰宅時間にも関わる死活問題となる。日常的に使いながらめったに話題にならないが、地味に知りたい他人の「おすすめのショートカットキー」をランキング化してオールアバウトが公表。429名の社会人を対象に、ウィンドウズで使っているショートカットキーのトップ20が明らかになった。
1位は「Ctrl+V」(貼り付け)、2位は「Ctrl+C」(選択した項目をコピー)と、いわゆる“コピペ”のショートカットがトップ2に並んだ。3位はスタートメニューを表示する「Windows」、4位がスクリーンショットを撮影する「PrintScreen」、5位が選択項目を切り取る「Ctrl+X」(切り取り)、6位はすべてを選択する「Ctrl+A」、7位が複数項目を選択する「Shift+矢印」という結果に。これら7つのショートカットは対象者の半数以上が使っていると回答しており、社会人にはほぼ常識となっているようだ。
ちなみに半数にはやや届かないながら、8位の「Ctrl+S」(保存)も利用率は47.6%と愛用者が多い。
9位以下からは、利用率は30%台にぐっと下がる。しかし、10位に入った一発でデスクトップを表示する「Windows+D」やファイルやフォルダ名を変更できる13位の「F2」、ウインドウを閉じる「Alt+F4」、前のフォルダに戻る「Alt+←」といった操作は、人によってはかなりの頻度で使うことも考えられる。トップ20までどれもがパソコン仕事では避けて通れない作業ばかりで、取り入れることはできそうだ。
業務フローなどとは違い、いちいちマウスに持ち替えるちょっとした手間や面倒臭さは、会社主導の業務改善でどうにかなるものではない。つい手クセで操作してしまいがちなパソコンだが、とくに何年も前から変えていないという人は、ランキングで紹介されていたショートカットキーを試してみてはいかがだろうか。
慣れてさえしまえば、仕事の時間を減らして、これまでより早く家に帰ることができるかもしれない。
参照元:【新社会人必見】429名の社会人に聞いた、WindowsPCで日頃使っているショートカットキーTOP20【All About NEWS】