「転職活動に関する意識調査」で、転職活動がバレてしまった人を対象にしたアンケートが行われた。 今でこそ珍しくない転職だが、バレてしまうと「会社に居づらくなった」と感じる人が大半のよう。さらに、バレた理由を見ていくと中にはゾッとするような経験もあった。転職にあたり人に話したくなることも多いだろうが、最後まで自分のペースで転職を進めるためにも相談相手は考えたほうがよさそうだ。
転職ばバレた理由1位は「転職活動中の姿を見られた」
株式会社ビズヒッツが転職活動がバレてしまった経験のある257人を対象に「転職活動に関する意識調査」を行なった。
終身雇用が一般的だった昔とは違い、転職は珍しいことではない。それでも、アンケートによると転職活動は公休日を使って行なっているという回答が第1位を占め、そのあとに有給休暇、退勤後が続く。公休日や退勤後の空いた時間を使ってなるべく在籍している会社に転職活動について知られることなく活動したい思う人が大半のようだが、そうはいかない場合に有給休暇を使わざるを得ないのだろう。
しかし「壁に耳あり障子に目あり」ということわざもある。気を遣って隠しているつもりでも、いつもと違う行動はバレてしまうものだ。転職活動がバレた理由のランキング1位は「転職活動中の姿を見られた」、2位は「一部の人に打ち明けたら広まった」、3位は「休みが多くなった」となっている。
休みが多くなったことから転職を察してしまうのは致し方ないにしても、他の理由にはやや人間不信になってしまいそうなきっかけも連なる。
2位の「一部の人に打ち明けたら広まった」の具体例には、「相談していた相手がもらしてしまった」「職場の同僚に『ここだけの話』として話したところもらされました」など、口の堅い人と見込んで相談したが広まってしまったというエピソードが。バラされてしまった本人としては、信用していただけに辛い。しかし、2位にランクインするほどの理由なので、これも「転職あるある」なのだろう。
ほかにも「スマホで求人検索しているのを見られた」「かばんの中にあった履歴書を見られた」「職場のパソコンで求人探しをしていたから、履歴からバレた」など、ゾッとする例も。
転職がバレたあと、回答者の約35%が「会社にいずらくなった」と答えている。そのため、中には転職先が決まる前に退職してしまう人も。本当に秘密にしたいなら、会社に転職関係のモノはいっさい持ち込まず、誰にも話さないほうが得策のようだ。
出典元:【転職活動がバレた理由ランキング】男女257人アンケート調査【Biz Hits】