転職先で感じたプレッシャーランキング、3位「仕事の内容」2位「周囲からの期待」1位は?

キャリアアップやライフスタイルの変化で転職をした、という人は多いのではないだろうか。ただ、転職にはあるものがつきまとう。それはプレッシャーだ。プレッシャーと言っても仕事内容についてはもちろん、同僚や上司と円滑なコミュニケーションができるか?といったこともそうだろう。

2021年6月、ビジネス上の問題解決を考えるメディア・Biz Hitsが転職経験者500人に「転職先で感じたプレッシャーランキング」を調査。ランキングでは7位までが発表された。1位にはなんとも日本らしい理由が…。

転職にはプレッシャーがつきもの。経験者はどう感じていた?

転職が決まった瞬間から、さまざまなプレッシャーがやってくる

 7位は「社内ルールがわからない」、6位は「前職と異なる社風」だった。どちらも社の雰囲気や、その会社独自ルールなどの仕事の進め方がその理由だ。フランクな雰囲気の会社もあれば、“The年功序列”という会社もあり、同じ業種でも注意が必要だ。また、「会社固有の社内ルール、手続きがわからない」(男性、転職時35歳)という意見も。“転職=中途採用=経験者”ということで、どちらも「教えなくても大丈夫だよね!」と思われがち。社会人経験はあっても、この会社は初めてなのだからしっかり基本は説明してほしいものである。

 5位は「大きな仕事を任された」。採用する側も経験やスキルに期待しているのは確かだが、「入社2週間目で新商品のプレゼンを任されたこと」(男性、転職時35歳)や、「入社前の面談で、赤字店舗を黒字にしてほしい」言われたというほとんど無茶ぶり!?な意見も。これはちょっと背筋が凍る話だ。

 4位は「成果が出せるか」。周囲からも「あの人はどれくらいやり手なのか」という期待や興味も感じるだろう。「ちゃんと数字で応えないと」とプレッシャーになるのであろう、特に営業職・販売職など、数字が付いて回る職種に転職した人からこの意見が多く見られた。

人間関係の構築が1位とは。転職成功の鍵はコミ力なのか(ビズヒッツ調べ)

 続いてベスト3を見ていこう。3位は「仕事の内容」。同じ業界・職種の転職であっても業務内容にプレッシャーを感じたという意見もあったが、一念発起して全くの異業種にチャレンジする、という人も多い。そんな人からは「運輸関係から法律関係に転職し、法律用語がまったくわからず強いプレッシャーを感じました」(男性、転職時30歳)という意見が。未知の世界へのチャレンジへの不安がプレッシャーに比例するのだろうか。

 2位は「周囲からの期待」。7~3位にも共通しているが、転職者=即戦力として期待されている。当然といえば当然で、そのことも理解しての転職ではあるが、「期待が大きすぎる」「期待外れと思われたくない」という意見が目立ち、気持ちの面でのプレッシャーといえるだろう。

 そして栄えある(?)1位は「人間関係の構築」。「転職先の人たちと早く打ち解けられるか、仲良く仕事ができるかプレッシャーだった」(男性、転職時45歳)や、「同僚と仲良くできるか」「出来上がっている人間関係に入っていくのがしんどかった」などの回答が。また、年下上司や年上部下などに戸惑ったという意見もあった。

 待遇や給料の話は7位までにはランクインしなかった。さまざまな理由で転職をするが、プレッシャーの1位が結局「人間関係」とはなんとも日本らしいというかなんというか。面接で「人間関係、ギスギスしていませんか」なんて質問などできるわけもなく。これだけは運、という言葉に尽きるかもしれない。

参照元:【転職先で感じたプレッシャーランキング】経験者500人アンケート調査【Biz Hits

オトナライフ編集部
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