相手にウェブページを知らせるとき、URLをそのままコピーすると異様に長いURLになっていることがある。これは情報を付加するパラメーターなどが付いているために起こる現象だ。これを避けるにはChromeアプリを利用しよう。
URLをそのままコピー&ペーストすると正しくリンクが貼れないことも
(Image:BigTunaOnline / Shutterstock.com)
ウェブページのURLを共有したいと思ったとき、アドレスバーからコピー&ペーストするのが一般的な方法だ。しかし、このやり方では、URLの末尾に余分なパラメーターがついてきてしまい、異様に長くなっていることがある。URLが長いと行の折り返しが発生し、そのままメールやSMSに送ると正しくリンクが貼れていないこともある。また、パラメーターには、参照元のサイト名や検索キーワードなどの情報が含まれていることがあり、セキュリティ的にも好ましくない。特にAmazonなどのショッピングサイトでは、異様に長いURLになることが多い。このようなページを共有することが多い人は特に注意したい。
アドレスバーにはサイトのURLしか表示されておらず、URLに不要なものが含まれているかどうかはわからない
URLをコピー&ペーストするために、アドレスバーをタップしてコピーする
これをメッセージアプリなどに貼り付けてみよう。URLが末尾にパラメーターが付いており、異様に長いURLになっていることがわかる
Chromeなら無駄なURLをカットして共有できる
iPhoneの場合、Chromeアプリで共有したいページを表示したら、アドレスバーの共有アイコンをタップする。Androidでは、画面右上の縦に点が3つ並んだアイコン→「共有」の順にタップする
この異様に長いURLをスッキリさせてシェアしたいなら、GoogleのChromeアプリを使うのがベストだ。Chromeアプリなら、長いURLの無駄な部分をカットする機能があり、特に複雑な操作をしなくてもスッキリとしたURLで共有できる。この機能はバージョン64移行で利用が可能。古いChromeアプリだと利用できないので、バージョンを確認してから利用してみよう。
共有画面が表示されるので、共有するアプリを選択する。ここに表示されないアプリに貼り付けたいときは、「コピー」をタップする
URL末尾のパラメーターが削除され、スッキリとしたURLが貼り付けられた
異様に長いURLは環境によっては正常に開けないことがある。また、Twitterでは文字数制限に引っかかることも。URLはできるだけスッキリとしているほうが好ましいので、URLが長過ぎると思ったらChromeアプリを利用しよう。