Googleスプレッドシートで日付が入力されているとき、隣のセルに「曜日」も表示させたいときがあります。しかし曜日をすべて手動で入力するのはセルの数が多ければ多いほど面倒な作業。そんなときは簡単な関数を入力するだけで、自動的に曜日を表示できます。本記事では、スプレッドシートで日付の曜日を自動入力する方法や、応用テクニックについて解説します。
Googleスプレッドシートで日付の「曜日」を入力する方法
スプレッドシートで日付の「曜日」を自動的に入力する方法は、主に以下の2通りです。
・TEXT関数で日付の「曜日」を入力する方法
・カスタム数値形式で日付の「曜日」を入力する方法
TEXT関数で日付の「曜日」を入力する方法
TEXT関数は、数値や日付に表示形式を付けて文字列として返す関数です。
下記の手順で「TEXT関数」を使うと、日付の曜日を自動的に入力することができます。まずはA列に「2021/12/01」のように適当な日付を入力してから、下記の手順で続けてください。
また実際には単独ではなく連続した日付の横に、曜日を表示したいことが多いはずです。その場合は、まずA列に連続した日付を入力してから、下記の手順で進めましょう。
カスタム数値形式で日付の「曜日」を入力する方法
TEXT関数で別のセルに曜日を表示するのではなく、ひとつのセルに日付と曜日を同時に表示することもできます。下記の手順で「カスタム数値形式」を設定しましょう。
スプレッドシートの「曜日」表示の応用的な使い方
スプレッドシートでデータを管理するとき、日付をひとつずつ入力するのは面倒です。そこで「DATE関数」と「EOMONTH関数」を活用すると、年と月を指定しただけで自動的に日付が表示されるシートを作成できます。
1か月に何日間あるかは、1月31日や4月30日のように月によって異なります。また2月は基本的には28日までしかありませんが、うるう年の場合は29日まであります。DATE関数とEOMONTH関数を下記のように組み合わせれば、その月の末日を正確に導いた上で、ずれのない曜日表示が可能となります。
まとめ
Googleスプレッドシートで「曜日」の表示を自動化すると、日付ごとに入力する手間を省けます。さらに、「DATE関数」と「EOMONTH関数」も併用すると、どのような月でも日付と曜日が正確に表示できるようになります。