日本の国民食ともいえる「カレー」。近年はスパイスカレーがブームとなり、行列が絶えないカリスマ店も存在している状況だ。
そんなカレー人気の礎ともいえる日をご存じだろうか。1月22日は「カレーの日」。1982年1月22日の給食メニューを社団法人全国学校栄養士協議会がカレーにし、全国の小中学校で提供されたことに由来するという。そんな記念すべき日を前に、LINEリサーチが全国の男女を対象に、好きなカレーの種類などに関する調査を実施。その結果、男女でのカレー愛の違いが明らかとなった。
万人に愛される「ビーフカレー」、女性人気はヘルシーさがうれしい「チキンカレー」
全体のナンバーワンに輝いたのは「ビーフカレー」。回答者の60.8%が好きなカレーとして挙げた。ビーフカレーの特徴としては、やはり濃厚な味わいだろう。欧風カレーをベースとした赤ワインやウスターソースが生み出す奥深い味わいは、贅沢なカレーとして他とは一線を画す。最近ではコンビニ各社がレトルトタイプのビーフカレーに力を入れ注目を集めており、本格的な味わいが身近になったことも人気を後押ししたのかもしれない。
ビーフカレー以下のランキングは、男女で差がでる結果となった。全体2位にランクインした「チキンカレー」は女性からの熱い支持が目を引く。いまや定番となったバターチキンカレーだけでなく、スパイスカレー専門店では看板メニューとしてチキンカレーを推していることが多い。女性人気の要因としては、食材としてのヘルシーさがあるだろう。レシピサイトではヘルシーな胸肉やささみ肉を使ったレシピが多数紹介されており、健康志向が高い女性にとってはありがたいカレーメニューといえる。
男性を魅了するがっつり「カツカレー」!ネクストブレイクの要注目カレーは?
全体3位の「カツカレー」は男性人気の高いメニューだ。食欲旺盛でがっつり食べたい若者層にとっては、ご飯がさらにすすむカツは外せないものなのだろう。学食の定番メニューでもあるため、若き日にリピートしていた人は「カレー=カツカレー」と刷り込まれているのではないだろうか。それだけ、豪快な見た目とガツンとくる旨さでインパクトを与えるカレーメニューであるといえる。
トッピングにおいても、男女で面白い違いがでた。男女共通で1位は「福神漬け」で、女性部門では3位に「野菜(ゆで・生)」がランクイン。これもおいしさと健康を両立したい気持ちのあらわれか。一方の男性部門では、2位に「カツ類(とんかつ、チキンカツ、ビーフカツなど)」、5位に「コロッケ/メンチカツ」とボリュームのあるトッピングがくいこんだ。
今後の要注目カレーとしては、女性部門10位の「ほうれん草のカレー」が気になるところ。本場インドではポピュラーなメニューで、ほうれん草らしい深緑色が特徴的だ。
定番から人気急上昇、ニューカマーなどさまざまなカレーが並んだ今回のランキング。順位を参考にしながら、カレーの世界の奥深さを実際に舌で味わってみてはいかがだろうか。
出典元:好きなカレーの種類は?トッピングは何が人気?【LINEリサーチ】
※サムネイル画像は(「写真AC」より引用)